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おはようございます

ドクター畑地の診察室
ドクター畑地の診察室207.2023.9.3. 現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。 世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います!おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者(肺癌、喘息、COPD、肺炎など)を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説&ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信! https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/ 三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる 松阪市民病院院長 診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当 https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php ***************************** おはようございます  この一言がなかなか言えないのが私の欠点である。挨拶すると、した方も、さられた方も気持ちが良い、と言うのは真っ赤な嘘で、見ず知らずの他人に挨拶をして、無視されることほどショックなことはない。  毎朝、運動している。以前は、歩いていると言った方が適切であったが、現在はそんな生やさしいものではない。(勝手に自分で思っているだけかもしれないが)ルーチンで8.5kmを1時間5分でウオーキングしているわけであるが、その間、色々な方から「おはようございます」と挨拶されるわけである。知っている方はほとんどいない。朝5時頃から歩き出して、その間、すれ違う方の7割程度と挨拶を交わす。情けないことに、ほとんど自分から声をかけることはできない。元々、人見知りな私は、見ず知らずの方に挨拶をすることがとても苦手なわけです。  さて、この挨拶に法則があることを皆様はご存知だろうか?以下、自分が発見した「おはようございます」の法則を述べてみたい。 1.田舎に行けば行くほど声をかけられる頻度が高くなる 2.朝早い時間の方が声をかけられる頻度が高くなる 3.若年者よりも高齢者の方が声をかけてくれる(例外は小中学生) 上記3つは日本中共通の法則ではないかと思う。  まず、1であるが、現在は県庁所在地である津市に自宅があり、津市内でウオーキングしている。少し前まで、COVID19の最中は、松阪市内のホテルに住み込んでおり、松阪市内をウオーキングしていたわけであるが、津市よりも少し田舎の松阪市では、すれ違う方ほとんどから声をかけられたものである。それのみならず、お年寄りがラジオ体操しているところの横を歩くと、「にいちゃん歩くの早いな、すごい」とか、「足の筋肉がすごい」とか声をかけられて、「ありがとう」などと照れていたものである。やはり、田舎の方が、コミュニティを共有するものとしての意識が強く、その場所にいるだけで、仲間意識が芽生えるのかもしれない。  2.であるが、朝早い時間の方が、7時頃歩いているよりも挨拶される可能性が高い。これも、朝早い時間の方が、歩いている方は少ないがゆえ、その時間を共通している仲間意識が強くなるのであろうと思われる。  3.はやはり年の功、高齢者は経験値が違い、素直に尊敬してしまう。ただ、夏休み中の小中学生は、人見知りせず、挨拶してくれて大変清々しい気分になる。  さて、現在、私もすれ違う方に自分から挨拶するよう努力している。しかしながら、特に(自分と同じ人見知りなんだろうか)男性に声をかけると無視されることがあるわけである。その時のショックは計り知れない。お互い、すれ違う時は、気持ちよく挨拶したいものです。  ところで、私のおはようございますの練習は、皇居ラン中に警備のおまわりさんに声をかけることから始まった。月1から2回、出張の際に皇居ランをしているわけだが、反時計回り一方通行なので、ランナーとすれ違うことはあまりないわけですが、その際、皇居の警備をしているお巡りさんに声をかけるわけである。必ず挨拶返していただけるし、逆に先手を打たれて、おはようございますと言われることもある。なんとも清々しい朝になるわけです。 ***************************** ドクター畑地の診察室207.2023.9.3号 毎週日曜日お昼に配信予定です。 次号は2023.9.10.です。 お問合せ、感想などはコチラまで zm.magumagu@gmail.com 畑地 治 https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/ 三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる 松阪市民病院院長 https ://mie-matsu-kokyuki.mars.bindcloud.jp/ https://www.facebook.com/mch.respiratory.center/ 診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当 https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php ***************************** ★お知らせ★ 好評発売中『ドクター畑地の診察室』バックナンバー 1ヶ月分を220円で購入できます。気になった号がある方はぜひチェックしてみてください!

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