輸送新時代に向けたルール作りが急務
目前に物流の2024年問題が迫り、25年4月からの大阪・関西万博を機に空飛ぶ自動車構想が進んでいます。マイナカードを急いだ付けから、多くの不手際が発覚し、ソフト面の弱さが露呈しました。輸送新時代に向けて、同じようなトラブルが生じないよう、ルール作りが急務となっています。
「物流の2024年問題」
2024年4月からトラックドライバーの時間外労働時間が960時間を上限とするなど、規制により労働時間が短くなることもあり、輸送能力が不足し、モノが運べなくなるリスクが指摘されています。国の「検討会」は、何も手を打たなければ、2024年には14%あまり、2030年には34%あまり、輸送能力が不足すると見ています。
このため、消費者には再配達を回避できるよう、宅配ボックスやロッカーの利用、在宅時の配送日設定などで協力を求め、複数の荷物をまとめて1回で配達できるような工夫も求められています。しかし、これらにも限界があり、業者は大手を中心に、ロボット車による近場の配送、自動運転車の活用、ドローンによる配送も検討しています。
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