No.587 (2023年09月03日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
いずれ日本もインフレが起きて円の資産は目減りするので、どうすればいいのか?
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2022年から日本でも物価が上昇しているのだが、今までデフレでテコでも動かなかった物価が上がっていくことによって何が起きているのかというと「見えない貯金の減少」である。
なぜ「見えない」のか。それは、 銀行に貯金されている額面は何も変わらないからだ。変わらないけれども、貯金は減少している。
たとえば、今まで1000円で変えた品物が1200円になったとする。そうすると、これまでどおり1000円を店に持っていっても「200円足りないから、200円出せ」と言われるようになる。
これは、カネの価値が200円分だけ減ったことを意味している。つまり、貯金は物価上昇が起きた分だけ「減っている」のだ。額面はこれまでとなんら変わらないのだが、明らかに萎んでいる。
インフレが起こると、貯金している人は明らかに損するのである。逆に、インフレ時に得する人は誰かというと、借金をしている人である。なぜなら、カネの価値が減少していくのだから、借金の大きさも価値が小さくなっていくからだ。
だから、恒常的な高インフレが起こる局面だと、不動産のような大きな投資を借金でするのは理に適った動きでもある。実際、日本の高度成長期は多くの日本人はそうやって資産防衛をしてきたのだ。
邱永漢などの昭和で活躍してきた経済評論家などは、よく「インフレ時には借金して不動産を買え」と言っていた。「日本人は貯金が大好きだが、インフレ時に貯金するほど不合理な行為はない」というのが邱永漢の口癖でもあった。
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