で、ひとたびそこに雨が降ると、地面はあっという間にむっちゃ粘度の高
い粘土(ダジャレではありません)と化してしまいます。ぼくは2014年の
バーニングマンで一度雨を経験していますが、そのときは夜に降った雨で
朝になると外は粘土の海&水たまりみたいになっていて、一歩歩くと靴の
裏に10センチくらいの粘土がくっついて、もう一歩歩くとそこにプラスし
てさらに10センチくらいの粘土がついてくるという感じでした。つまり
全然外が歩けないわけです。裸足にするか(ただプラヤの砂はアルカリ性
が高いのでよくスキンケアしていないとたちまちひび割れたりして大変な
ことになります)、あるいはビニール袋などで靴をくるんでテープでぐる
ぐる巻きにするとかして、ようやく多少歩けるんですが、それでも水分が
多くて地面がぶよぶよになっているところを歩くのは至難の技です。さら
に水たまりがあり(水たまりの中は濁っていて見えない段差があるので転
びやすいです)、またがんばって歩いた人の靴から落ちた泥が塊となって
そこらじゅうに散らばっていて、そっちはそっちで乾くと固くなるのでそ
れも障害物っぽくなってしまうという、目も当てられない状況になってし
まいます。
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