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2023年9月6日:通貨の大転換に向かっている世界
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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はやくも9月、126年間で最高の暑さだったという夏(平均気温27.8
度)終わり、穏やかさが感じられます。
◎ウクライナ戦争は、ことしの秋には、いったんは停戦するという見
方が、米軍関係者から出てきました。理由は3つです。
(1)6月のからのウクライナ軍の反転攻勢が効果をあげていない。ロ
シアはウクライナの東部22%の面積を占拠していますが、ウクライナ
が奪還したのは、0.5%の広さという。反転攻勢が、今後、うまくい
く見込みはない。これは、米軍+NATO軍の敗戦も意味する。
(2)NATOの内部(ドイツ、フランス、イタリア)に、支援疲れとイ
ンフレがあり、国民に厭戦の気分が高まっている。積極攻勢を言って
いるのは、ウクライナの西側の領土を狙っているポーランドだけであ
る。
(3)米国でも、共和党支持の約70%、民主党支持の約40%が、ウク
ライナへの軍事とマネーの支援に反対している。米国は、明らかにな
ったものだけでも11兆円使っている。ウクライナは戦争前の2021年に
2000億ドル(28兆円:人口4850万人)だった。東部の工業地帯をロシ
アに占拠され、GDPは半分以下の12兆円に減っている。米国の支援11
兆円は、ウクライナの減ったGDPに相当する。ウクライナからは国外
逃亡が起こっている。
大きな政府マネーを使う戦争は、国民からの強い支持がないと継続で
きない。兵士も国民です。
米国と西欧の「世論」の約6割がもういいかげんにやめろという厭戦
気分になっています。気分が、「戦え!」と反転することはない。ネ
オコンの意思が何であれ、戦争は続けることができない。ロシアや中
国であっても、政治家は多数の世論に従属するからです。
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