Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~ 2023/09/11 第674号
______
今週の目次
○「はじめに」
○「『ロギング仕事術』について」
○「Workflowyのincモデル」
○「おわりに」
_________
―――――――――――――――――――――――――
○「はじめに」
ポッドキャスト、配信されております。
◇第百三十三回:Tak.さんと文章の書き方について 作成者:うちあわせCast
https://podcasters.spotify.com/pod/show/rashita/episodes/Tak-e2915b2
前半は文章の書き方の話だったのですが、後半から欲望とどう付き合うのか、みたいな話にシフトしております。
とは言え、文章を書くことを「表現活動」として位置づければ、そうした話は避けては通れません。たぶん、「知的生産」という言い方では、その観点が欠落しているように感じられるのが厄介なのでしょう。
その意味で、「技術」の話だけをしていても活動全体は包括できないのですが、欲望の話は属人的であり、一般化を拒絶するようなところがあります。
このミスマッチをどう解消するのか(あるいはしないのか)。それが「ノウハウ本の研究」には必要な視点だと感じています。
〜〜〜離陸のとき〜〜〜
今週の14日に新刊が発売されます。『すべてはノートからはじまる』が発売されたのが2021年の7月なので、2年ぶりの新刊ということになります。
あまり表立って書くことではないのですが、この二年間はなかなかタフな期間でした。特に前半の一年くらいはかなりきつい状態で、この先一体どうなることやらだったのですが、なんとか状態は復帰に向かいつつあります(厄年という概念を信じそうになったくらいです)。
で、その期間中、低速でありながらも持続的に原稿作業は続けており、その成果がようやく世に出せる段階になってきました。次に出る新刊は、その成果の第一段です。
その本以外にも、商業出版で二冊(一冊は11月発売見込み)、セルフパブリッシングで二冊の本が準備段階に入っています。初稿脱稿間近、原稿はもうできていて最終チェック中、最後のネジ締め作業、全体の原稿が出そろったので大きなコンセプトの整理中、といった具合です。それぞれに違うタイプの本なので、連続で発売されても、飽きるようなことはたぶんないと思います(希望的観測)。
というわけで「月くら」計画ではありませんが、ある程度続けて「新刊」のお話ができるでしょう。本号でも、次に出る本の経緯の話をしていますのでよろしければご覧ください。
さて、皆さんはいかがでしょうか。停滞の時期は経験されたでしょうか。そのときはどんなことを心がけておられたでしょうか。差し支えなければ、倉下に教えてくださいませ。
では、メルマガ本編を始めましょう。今回は、新刊の経緯のお話と、Workflowyで行っているincシステムについての紹介をドドーンと(約8000字)お送りします。
―――――――――――――――――――――――――
○「『ロギング仕事術』について」
9月14日に『ロギング仕事術』が大和出版から発売されます。
◇ロギング仕事術: 課題に気づく、タスクが片づく、成果が上がる | 倉下忠憲 |本 | 通販 | Amazon
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)