S022号 「トーキングライブ、よろしく！」

最強格闘技解体新書・新章開始/ Ｓ022号 2023/09/11（月）　「トーキングライブ、よろしく！」 ※メルマガのバックナンバーはまぐまぐサイトから購入可能です S022　「 トーキングライブ、よろしく！」 このメルマガを私は、某病院のベッドの上で書いている。つまり闘病 中である。さらに昨日は、ある事件があり病院で死にかけたのである。 身体には多くのチューブが付けられており、まるでショッカーに改造 手術をうける改造人間のようなありさまである。 改造手術を受けて仮面ライダーに生まれ変わったら不死身の身体に なれるのだが、そううまくは行きません。やはり生身の人間というの は歳を行けばそれなりに傷んでくるわけです。 ならばなぜ12月に東京でトーキングライブをやるのか？ということ です。実は、健康状況によっては開催されないかもしれない。これが、 ほんとうのところです。ただ今のところなんとか生きているので、生 きている間に自分のメッセージは語って行こうと考えた次第。 格闘技、武道の世界は、なかなか本が売れない世界だし、自分が良い と思っても出版社が出版してくれなかったりする。今回のサバキ技術 解説書もおそらく前回と同じく１０名くらいの注文だと思う。それでも 読んでくれる人がいるなら書くし、自家製本でも出すよという感じだ。 私は、たいした人間ではない。高校出てからは、１００近いアルバイトを やった。新聞配達、青果市場、ガソリンスタンド、バキューム作業員、ゴミ 収集車補助、クラブのバーテン、クラブのバンサーなど数えあげたらきり がない。知り合いからは「お前がやってないのは、人殺しだけ！」といわ れる始末だった。 高卒とバカにされ、日々この状況から抜け出したいとあがいてきた。 その後、英語話せないのに単身アメリカに渡ったり、アメリカ人と結婚 してたり、ヤクザの事務所に怒鳴りこんだりと波瀾万丈な人生を歩いて きた。バカでどうしようもない人生だった。ただ空手だけは、好きでずっ と続けてきた。特に芦原英幸先生との出会いで多くのことを学んできた。 だから芦原先生のことや芦原先生から学んだことを本でも書いてきた。 だから私が、話すことは芦原先生から学んだことが多い。私が、いま多くの 人に語ることができるのは、私が人生で芦原先生やほかの偉人、達人と言 われる人から学んできたことだ。 もちろん、世間には私のことを嫌いな人もいるだろう。でもそれでいいのだ。 人が十人いれば、十人それぞれの意見がある。私は、自分の生き方を語るだ けだ。他の生き方ができたかと言われれば、できなかったと思う。もしもう一 度生まれ変わっても同じような生き方をすると思う。 １２月は、トークライブやるよ！という方向で動いている。明日のことはわから ない。でも明日向かって走ることは大切だ。たとえ明日朽ち果てても、たとえ ドブの中で死んでも、前のめりに死にたい！これが、最後のトーキングライブ