高まるインドの存在感
本日9月11日は、あの「9.11」から22年となります。3ワールド・トレード・センターの6階にいてこのテロに遭遇しましたが、ビルが崩壊する前に脱出し、何とか生きて帰れました。米国ではこれを機に、ブッシュ政権がテロ組織アルカーイダから米国を守る戦いに出て、80%以上の高い支持率を獲得、米国を1つにまとめました。
20年たって今日ではウクライナ戦争を通じ、東西分断によって世界支配層が影響力を強めようとしています。その中で特異な働きをしているのがトルコとインドです。トルコはNATOの加盟国ですが、エルドアン首相はロシアのプーチン大統領と近く、東西の橋渡しをしています。
インドはBRICSの中核国で、ロシア、中国と共同歩調をとる一方、モディ首相は米国や日本と近く、その存在感を強めています。中印の対立が目立つ中で、この週末にインドで開催されたG20サミットには中国の習近平国家主席が突然欠席し、李強首相が代理で出席、世界の注目となりました。今回はこのインドに焦点を当ててみます。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)