三重県というと観光地としては伊勢志摩が有名で、気候が温暖、自然に恵まれて住みやすい地方という印象がありますが、旅行するのに最高の場所です。2日間堪能してきました。
東海地方と近畿地方の両方に組み込まれ、桑名、四日市が名古屋の衛星都市である一方で、近鉄沿線は大阪に通勤する人もいるという(名張市)広大な県です。
地図を見ると紀伊半島の東側をほぼ三重県が占めている訳ですから、南北に広い県であることも分かります。ここが中部か関西かというと、生活上では関西の文化を強く受けており、四日市を超えたあたりから大阪弁が主流で、標準語をしゃべる方にあまり会いませんでした。
歴史をひもといても、伊勢商人、松阪商人など、商人気質が根強く、歴史を感じます。どうやらこのあたりに三重県の特徴があるようです。
東海道を通り、江戸時代には商人が上方(大阪、京都)と江戸の中間という地理的強みを発揮して、伊勢湾沿岸で商業を発達させたものですから、商人にまつわる歴史的史跡や旧家屋も残っています。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)