No.588 (2023年09月10日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
中国に排除されて売られているアップル株だが「売り」の判断は本当に正しいのか?
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中国では政府職員の間でiPhoneの使用が禁止されたことで、Apple株がけっこう大きな下落をすることになった。
さらに、ファーウェイなどが制裁を受けている中で西側の技術をパクって新型のスマートフォンを発売して、これもAppleの脅威になるのではないかとして、Apple株が続落した。
ブルームバーグなどは『中国でナショナリズムが再燃し、消費者がiPhoneや他の外国ブランドの製品を敬遠するようになる可能性がある』と懸念している。要するに、Appleに中国ユーザー離れのリスクがあると言う。
実際、過去にも中国とアメリカの貿易摩擦が激化したときも、Appleは標的にされて株価が下落したこともあった。
しかし、別に中国人がAppleの製品をナショナリズムで敬遠したとしても、それでAppleのイノベーションが止まるわけでもない。Appleには新しい「空間コンピューティング」の世界が待っているし、人工知能についても大きく取り込んでくるはずだ。
iPhoneもより進化していくし、MacもiPhoneやiPadの機能を取り込んでより成長している。さらに、Appleは音楽サービスも動画サービスもクラウドもあって、それぞれが大きく成長している。
Appleの研究費は世界トップクラスであり、これからも私たちが想像もしない製品カテゴリーを生み出してくるだろう。中国が何をやったとしても、Appleのイノベーションは止まらないのである。
イノベーションの観点で言えば、危機に陥るのは逆に中国のほうだ。世界から技術制裁されて、自らAppleを排除して首を絞めるのだから、長い目で見ると中国はガラパゴス化してイノベーションが止まる。
とすれば、今回の下落はどのように見るのかは明らかだ。
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