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2023年9月11日号「ChatGPTにはまっています。ただ、使えば使うほど頭が悪くなって退化するのではないかという指摘もあり、悩ましいところです」

『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年9月11日号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年9月11日号 ●赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その4)●今週の相談 ・ChatGPTにはまっています。ただ、使えば使うほど頭が悪くなって退化するのではないかという指摘もあり、悩ましいところです。どうすればそういう心配をせず、活用できるでしょうか。 ・仕事の進め方について上司に提案したのですが、反応がありません。気にも留められなかったように思います。何かやり方を変えるべきなのでしょうか。 ・子どもが発達障害傾向であり、妻と頻繁にぶつかります。何か改善する方法はないでしょうか。仕事にも支障が出ています。 毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【はじめに】 本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com ) 【『ゼロ秒思考』とは】 『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。 「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。 20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。 誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。 「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」 「打てば響くような会話ができるようになった」 「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」 「自分に自信がついた」 「気持ちを素直に伝えらえるようになった」 本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。 赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その4) 読書活用術①:本を読む優先順位を上げ、本を読む時間に市民権を与える 数え切れないメリットがある読書ですが、忙しいと、ゆっくり本を読んでいる場合ではないですよね。そういう心の余裕が持ちにくいし、読みたい本、読まなければならない本があると思っても、おちおち読んでいられないことのほうが多いです。 私も、学生時代はほぼ問題なく読めていました。ただ、社会人になり、日々忙しくなっていくと読みたくても翌日までの仕事に追われ、一日また一日と先延ばしになることが増えました。 あれこれ工夫しましたが、忙しいと気もそぞろになるので、なかなか集中できません。最終的に落ち着いた方法が、「本を読む優先順位を上げる」という、一見ありきたりなやり方です。ありきたりですが、読書に対してこういうアプローチは意外にされていないかと思います。私もその結論に達するまでずいぶん試行錯誤をしました。 つまり、本を読むのは娯楽とか、暇だから読むとか、そういうややネガティブな見方をするのをやめて、自分を明るくし、生きていく上で必要だから、仕事をしていく上で必要だから、成長し続ける上で必要だから読む、というふうに見方、位置づけを変えたわけです。前向きかつ必需品としての位置づけですね。「攻めの読書」です。 自分の時間配分の中で本を読む優先順位を上げる方法として、2x2フレームワークを考えてみます。 横軸を重要度、縦軸を緊急度ととります。本を読む優先順位を重要度「中」、緊急度「中」から重要度「大」、緊急度「大」に変更したいという考えです。 これは、「そこまで重要でも緊急でもない」「読めるときに読めばよい」と見ていた読書を「重要でかつ緊急にやるべき」という見方に変えたということになります。「重要」というのは、決して欠かせないものであり、「緊急」というのは、後送りにせず時間をきっちり取る、ということです。 2x2フレームワークを使うと、頭が整理されて、ぶれが少なくなっていきます。 しなくてはいけないことがあるのに、それをせずに本を読んでしまう、本に逃げてしまう、という点も、見方を変えると解決の糸口になります。日陰に置くのではなく、表に置いて、遠慮なく本を読むわけです。 大げさに言えば、「本を読む時間に市民権を与えた」とでも言えるかと思います。何だこれはと思われる方もいらっしゃると思いますが、少なくとも私にとっては大きな発想の転換でした。陰でこそこそ読むのではなく、役に立つものであるから正々堂々と時間を取り、適切な時間を当て、集中して読む、というやり方ですね。 私はネットでの情報収集が大事と考え、それも追い切れていなかった過去10年、本の位置づけを低くしすぎていました。それがようやく、もっと光の当たる新しい場を作れたわけです。どんなに忙しくても、本を読むことにもきちんと向き合えるようになった、ということですね。 読書活用術②:本を読む時間はこうやって確実に生み出す そうは言っても、忙しいなかで、どうやって本を読む時間を生み出せばいいでしょうか。 仕事に関しては、スケジュールの管理がしっかりできている人は結構いるでしょう。いつ何をするとか、どれだけの時間を割り当てるとか、考え抜いて書いておられる方も多いでしょう。仕事なので、きちんとやるはずです。 平日夜、週末の時間の使い方にも同じようにスケジュール管理をしてはどうでしょうか。そんなことはとてもしたくない、と直感的に反発される方のほうが多いと思いますが、いったん耳を傾けていただければと思います。

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  • 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
  • 34万部の『ゼロ秒思考』など24冊と、年間100回のセミナーなど、1万人を超える方々の成長を支援し、悩み相談にお答えしてきた赤羽雄二による、「成長を加速する人生相談」です。 どうすればもやもやを解消しもっと早く成長できるのか、どうすればもう少し自信を持って仕事に取り組んだりプライベートの悩みを解消したりできるのか、皆さんから頂く質問にお答えすることで、迷いをなくし気持ちよく進んでいただきたいと考えています。 また、人生相談の他にも「赤羽雄二の視点」と題したスペシャルコラムをメルマガ内で毎週掲載しています。
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