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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽野戦重砲第1連隊▽▲  今日はニュースがない平和な火曜です。 ※ (歴史のダイヤグラム)清水幾太郎と関東大震災 原武史 https://www.asahi.com/articles/DA3S15729943.html *第2節 殺傷事件の発生 https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1923_kanto_daishinsai_2/pdf/19_chap4-2.pdf >中学生の名は清水幾太郎。  溜まった新聞を少しずつ片付けているのですが、これは面白い記事。もとから この「歴史のダイヤグラム」というコラムは、私のような鉄分が無い人間にも非 常に面白いコラムで、すでに書籍化もされているのですが。  話は、関東大震災時の清水幾太郎の個人的体験。その著作の「私の心の遍歴」 という本に出てくるらしい。市川の国府台の兵舎(野戦重砲第1連隊&同第7連 隊)に避難して寝起きしていたら、兵隊が隊伍を組んで焼け跡から戻ってくる。 洗面所のような所で銃剣を洗っている。誰を殺したのか? と聞いたら、得意げ に朝鮮人さ、と答える。噂は聞いていたが、兵隊が大いばりで朝鮮人を殺すとは 思ってもみなかった」と。  いったい軍隊とは何をする所なのか? この経験が、彼を後に社会学者にする きっかけになったらしい。  それで、ググると、政府の文書にも出てくる。上のリンクはPDFですが、 >3日午後に野戦重砲兵第一連隊の兵卒3名が洲崎警察署の要請で巡査5名とと もに朝鮮人約30名を移送中……。  どうやら、軍隊による組織的な殺傷は随所で発生していたという印象を持たざるを得ない。 ※ 少子化財源「消費税引き上げも有力な選択肢」 経団連が異例の提言 https://www.asahi.com/articles/ASR9C4RC5R9CULFA005.html

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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