メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第763回 中国包囲網のためにインドネシアのカラー革命を仕掛けるアメリカ、明らかに増えているコンタクティー

未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第763回 中国包囲網のためにインドネシアのカラー革命を仕掛けるアメリカ、明らかに増えているコンタクティー …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 米国務省の海外工作機関、「全米民主主義基金(NED)」が来年インドネシアでカラー革命を計画しているというリーク情報がある。これは大変に重要な情報だ。これを詳しく紹介する。次に、アメリカで明らかに増えているETのコンタクティーについて紹介する。 ▼2024年にインドネシアのカラー革命の可能性 それでは今回最初のテーマを書く。2024年2月頃にインドネシアでカラー革命が仕掛けられる可能性についてだ。 いま東南アジアで大きな変化が進行している。そのひとつの焦点になっている国はベトナムである。9月10日、バイデン米大統領はハノイを訪問し、ベトナムのグエン・フー・チョン書記長をはじめとする主要首脳と会談した。両首脳は、2国間関係を「包括的戦略パートナーシップ」に格上げすることで合意した。バイデン政権はインド太平洋地域で影響力を拡大する中国への対抗を念頭に、半導体供給網の構築などでベトナムとの連携を強化した。 両国の接近の背景にあるのが、南シナ海で覇権的な海洋進出を続ける中国の存在だ。ベトナムは領有権を巡って争っており、米国との関係強化は「自衛」の意味合いがある。11日に発表された共同声明でも、領有権問題の「平和的な解決を支持する」と明記された。 ただし、ベトナムは中国との経済的な結びつきも強く、米中間のバランス外交を重視する姿勢は変わらないとみられている。そうした背景もあって、バイデン大統領は、その後の記者会見で、安全保障分野を含む米越関係の大幅なアップグレードを発表したものの、「中国を封じ込める」ことは考えていないとあえて付け加えた。 ●始動したアメリカによる中国封じ込め策 しかし現実の動きを見ると、ワシントンの目標は、しばしばアメリカが宣言するように太平洋地域の安定を維持することではなく、むしろ中国を封じ込めることにあると見た方がよい。国力を急速に高め、アメリカの覇権に公然と挑戦している中国を封じ込めるために、アメリカは本気になっているのだ。アメリカが日本、韓国、フィリピン、そして最近ではベトナムに対して見せている最近の活発な動きは、すべて「中国を孤立させ、封じ込める」という目的を果たす同盟関係を強化し、築くためのものだ。 バイデン大統領はまた、アメリカは 「安定を維持するために世界中の同盟関係を強化する機会を利用してきた 」と主張した。「インドが米国にもっと協力し、米国に近づき、ベトナムが米国に近づく。中国を封じ込めるためではない。中国が経済的に成功するのを見たいが、ルールに従って成功するのを見たい」と付け加えた。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ
  • いま私たちは先の見えない世界に生きています。これからどうなるのか、世界の未来を、政治経済のみならず予言やスピリチュアル系など利用可能なあらゆる枠組みを使い見通しを立ててゆきます。ブログ『ヤスの備忘録』で紹介しきれない重要な情報や分析をこのメルマガで配信します。『ヤスの備忘録』とともにお読みください。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 金曜日