メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

2023年9月18日号「先輩から学ばなければならないと思うのですが、面倒くさい人で会話をするのも嫌になりました」

『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年9月18日号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年9月18日号 ●赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その5)●今週の相談 ・ChatGPTをなるべく使うようにしています。ただ、素晴らしい回答だと思っていると、捏造も多く、どう見極めたらいいか混乱してきました。何かヒントをお願いします。 ・外資系コンサルティング会社に3ヶ月前に転職しました。「考えが浅い」と上司に頻繁に言われ、最初は頑張っていたのですが、辛くて動けなくなってしまいました。指示された資料を作成しても何度も突き返されますし、何を言っても「考えが浅い」という反応なので、頑張る勇気が出ません。 ・先輩から学ばなければならないと思うのですが、面倒くさい人で会話をするのも嫌になりました。スキル・経験は私より格段に上なので、学ぶほうが間違いなくいいのですが、体が動きません。どうしたらいいでしょうか。 毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【はじめに】 本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com ) 【『ゼロ秒思考』とは】 『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。 「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。 20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。 誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。 「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」 「打てば響くような会話ができるようになった」 「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」 「自分に自信がついた」 「気持ちを素直に伝えらえるようになった」 本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。 赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その5) 読書活用術③:本を読む時間を制限し、アウトプットの時間を多く取る 仕事が忙しいと本を読む時間を確保することはかなりむずかしいわけですが、一方、本を読み始めたら今度は他にやるべきことを放置して読み続けてしまうこともよく起きます。 私はいつもなかなかエンジンがかからないので、週末に片付けようとしていたことなどつい後回しにして読書を始め、いったん始めてしまうと「今日は金曜夜だから、まあいいか。あと丸2日あるし」ということで、以前は必ず読書にはまってしまっていました。 「積極的読書」というより、「消極的読書」あるいは「逃げの読書」ですね。いつも嫌な気分で読書にふけっていたということですね。 金曜夜に飲み会があって遅くなったりすると、土曜日午後あるいは夕方になってようやく仕事を片付けようかという気になりかけても「まだ土曜日も半日あるし、日曜も丸々ある。だからまず本を読もう。どうせ読まなければならないし」というような感じで結局、本を読んでしまっていました。 この誘惑は大きいですね。「まだ土曜日も半日ある」と思うと、気が大きくなって本当は優先順位の低いことに時間をかけ、後で後悔します。「消極的読書」「逃げの読書」はあらゆる意味で、非常に損です。インプットとアウトプットとのバランス、「本からの情報」と「リアルな人との接触」とのバランスの両方とも悪いからです。 なので、本を読む時間をスケジュールに入れると同時に、むしろ制限することも同じく大切だといつも痛感していました。そうしないと、週末はあっという間にたってしまい、本は読めたものの、他にやるべきことができず、イライラしながら次の週の始まりを迎えることになるからです。 本を読む時間を制限する上で私にとって一番うまく行った方法は、「月に読む冊数を決めたら、それを超えて本を読まない」ということでした。「本はもう十分読んだ、本に逃げ込むのはやめよう」と心に言い聞かせることでした。 誤解を恐れずに言えば、ある程度本を読んだ人は、月10冊程度で十分ではないかと思います。よい本は常に無数にありますが、それをひたすら読むよりも読んだ本の内容をできるだけ吸収して格段に成長すること、アウトプットすること、他の情報源から吸収することなどが大切だからです。 では、「本を読む時間を制限し、アウトプットの時間を多く取る」の後半の部分を少しご説明したいと思います。アウトプットには何種類かあります。 1.仕事での成果を出す 何といっても、仕事でより大きな成果を出すことができれば、それに越したことはありません。夜や週末に片付けないといけない仕事がある場合は、それを素早くやり終えることができるようにしていきたいですね。 あさってまでの報告書、来週までの事業計画書など、早めにいったん完成して修正を繰り返すほうが、はるかにストレスなくよいものに仕上げられます。 そのための時間をまず確保すると、前倒しができ、確認すべき人にも早めに確認できるので、何かと好循環が始まります。 仕事での成果を出すためには、 ①仕事の抜本的なスピードアップ ②コミュニケーション力の改善、調整力の強化 ③プロジェクトマネジメント力の強化

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
  • 34万部の『ゼロ秒思考』など24冊と、年間100回のセミナーなど、1万人を超える方々の成長を支援し、悩み相談にお答えしてきた赤羽雄二による、「成長を加速する人生相談」です。 どうすればもやもやを解消しもっと早く成長できるのか、どうすればもう少し自信を持って仕事に取り組んだりプライベートの悩みを解消したりできるのか、皆さんから頂く質問にお答えすることで、迷いをなくし気持ちよく進んでいただきたいと考えています。 また、人生相談の他にも「赤羽雄二の視点」と題したスペシャルコラムをメルマガ内で毎週掲載しています。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 月曜日