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黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」
2023年09月20日号(第513号)
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みなさん、こんにちは。黄文雄です。
中国でまた危険な法律が誕生しようとしています。それは「中華民族の感情を傷つける」ことに対する罪を罰するものです。とはいえ「中華民族」とは何なのでしょうか。本当に実態のあるものなのでしょうか。
今週は、歴史的背景とその虚構について解説しました。
その他、盛りだくさんの内容でお送りします。
1 今週のニュース分析
☆【中国】嘘とご都合主義だらけの「中華民族の感情」
☆【中国】領土領海をでっち上げる中国による「日本の領海侵略」
2 朝鮮半島を救った日韓併合 第26回(最終回)
☆「宦官」と「官妓」を生んだ原点
☆虚構の「従軍慰安婦」問題
☆「歴史認識」としての正しい慰安婦問題の教え方
☆なぜ韓国・朝鮮史の捏造が跳梁するのか
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1 今週のニュース分析
☆【中国】嘘とご都合主義だらけの「中華民族の感情」
◎「中華民族の感情を損なう」服装を禁止、中国が法改正案
https://www.bbc.com/japanese/66748434
中国でまたおかしな法律が成立しようとしています。
8月、治安管理処罰法を改正する案が審議されましたが、そのなかの34条において、「中華民族の感情を傷つける服装をする、またはさせること」などを罰する規定が盛り込まれたことが物議を醸しているのです。
もしもこの法律が成立すれば、服装などで違反すれば逮捕されて、最大で15日の拘束、5000元(約10万円)以下の罰金など、罰金刑や刑務所に収監される可能性があるといいます。
しかも、中国の法律にはよくあることですが、この改正案には、どのような服装が「中華民族の感情を傷つける」のか、明示されていないということで、極めて恣意的に運用できてしまう恐れがあるわけです。
ただ、このような法律が制定される予兆はありました。近年、中国において、日本の浴衣を着ていた女性や、旧日本軍の軍服を着ていた女性が警察に拘束されるということが起こっているからです。
中国のネットでは、日本の浴衣を着た女性が、中国の警官から「漢服を着ているのなら、こんなことは言わない。中国人なのに着物を着ている。おまえは中国人だろう!」と激しく罵られたときの動画がアップされましたが、すぐに削除されたそうです。
https://www.pen-online.jp/article/011337.html
香港メディアの星島頭条は、この法律改正で、中国国内でのコスプレが禁止される可能性があることを報じています。中国でも日本のアニメのコスプレが一部マニアで流行っていますが、こうしたことが今後はできなくなる恐れがあるのです。
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