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麻酔薬ケタミンは抗うつ薬になりうるのか

メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
 ケタミンは、手術で用いる麻酔薬の一種である。静脈注射・筋肉注射があり、ケタラールという商品名で流通している。 しかし実際の手術の麻酔の現場では、ケタミンの出番は少ない。幻覚や妄想、興奮錯乱など、精神面での副作用が見られるからだ。外科医、麻酔科医にとっては、こんな副反応が生じられたら、対応に困ってしまうことは目に見える。

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  • 精神科医の西多昌規(にしだ まさき)です。メディアなどで話題となっている、あるいは世間の関心を集めている事件や出来事を、精神医学やメンタルヘルスから読み解き、独自の視点をもとに考察していきます。医療・健康問題だけでなく、政治経済や社会文化、芸能スポーツなども、取り上げていきます。*個人的な診察希望や医療相談は、受け付けておりません。
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