No.590 (2023年09月24日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
経済が悪化して人々の阿鼻叫喚が最大に達したときが、もっとも素晴らしいとき
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FRB(連邦準備銀行)は2022年3月から利上げを開始し、現在は5.25から5.5%としているのだが、2023年9月20日は利上げを見送ることに決定した。しかし、今後の見通しとしては、年内にあと1回の利上げも想定される内容となっている。
このFRBの発表を見ても分かるとおり、今後の政策金利は「より高く」「より長く」の方向性であることが決まった。あと1回の利上げがあるとしても、金利上昇局面はそろそろ終わりに近づいている。
問題は「高金利がより長く維持される」部分である。
高金利が高めで維持されるのは、要するにインフレを再燃させないための措置でもある。この「金利の高止まり」は何を意味するのか? それは、景気後退《リセッション》のリスクが強まって、株式市場は軟調が続くということなのだ。
バンク・オブ・アメリカも「高金利が持続すれば2024年に経済がハードランディングする恐れがある」「金融市場で破裂や破滅が生じる可能性がある」と述べている。すでに、失業率は上昇し、個人の滞納も増え、債務不履行も増加している。
バンク・オブ・アメリカも「高金利が持続すれば2024年に経済がハードランディングする恐れがある」「金融市場で破裂や破滅が生じる可能性がある」と述べている。すでに、失業率は上昇し、個人の滞納も増え、債務不履行も増加している。
もう、景気は足元から崩れる様子が見えているのだ。
こういう状況は、もちろん株式市場にも反映される。実際、9月に入ってから株式市場はこれまでの好調とは打って変わって軟調となっている。とくに9月後半あたりからFRBが「今後の政策金利は、より高く・より長くである」という見通しを発表したあたりから完全に株式市場は悲観に入った。
世界の株式ファンドからは今年最大の169億ドル(約2兆5000億円)が資金流出したことがブルームバーグによって報道されている。悪いニュースはこれからも続くはずだ。いよいよ、そういう時期に入った。
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