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第287回 金利据え置き、2023年はどうなるのか?ファッション業界におけるAIとブロックチェーン その1

ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第287回 金利据え置き、2023年はどうなるのか?ファッション業界におけるAIとブロックチェーン その1 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 ビットコインの相場は安定しているものの、上昇はしていない。今後、2023年の相場はどうなるのか詳しく書く。最後にメインテーマとして、ファッション業界におけるAIとブロックチェーンの適用の概要について紹介する。 ▼あいかわらず低調なビットコイン相場 それでは今回最初のテーマを書く。ビットコインの相場の低迷と、2023年の動きについてだ。やはり今後どうなるのか興味がある。 安定的に推移しているものの、ビットコインは低迷している。上昇に転じる気配はない。現在390万円前後で取引されているが、過去5日間で2.92%の下落である。 ●「FRB」の金融政策との連動 ビットコインの変動を見る上で重要なのは、「FRB」の金融政策との明らかな連動である。 ビットコインは、2021年後半の「米連邦準備制度理事会(FRB)」のハト派的な政策を受けて、過去2年間に急騰してきた。しかし、ビットコイン価格は今年の大半、1ビットコインあたり3万ドル以下(約440万円以下)に低迷しており、2021年の史上最高値である1ビットコインあたり約7万ドル(当時の円レートで756万円)から50%以上下落している。 そして、9月21日、「米連邦準備制度理事会(FRB)」のパウエル議長が金利の上昇を長期化させると示唆した今、ビットコインと暗号通貨産業は「悪夢」のシナリオに直面している。 9月21日にパウエルFRB議長は、「FRB」が最近の一連の利上げを一時停止することを発表したものの、今年中にもう1回利上げを実施し、2024年には以前示唆していたよりも利下げ幅を縮小するとの見通しを示した。それを受けて、2人の「FRB」高官は、インフレ率をタイムリーに2%に戻すためには、さらなる利上げが必要になるだろうと語った。また、また、クイーンズ・カレッジ・オックスフォードの学長でPIMCOの親会社アリアンツのチーフ・エコノミック・アドバイザーであるモハメド・エル・エリアンはX(ツイッター)に、FRBは「金利は長期的に高いという考えをさらに強固にした」と投稿している。 すでに有力な資産として見られるようになったビットコインは、「ナスダック」や「ダウ」、特に「ナスダック」のハイテク株との連動性が強くなっている。周知のように、「FRB」による利上げは株価を押し下げるので、これに合わせてビットコインの価格も下落している。「FRB」は今後の利上げの可能性を排除しない姿勢を示したので、ビットコインの相場も今後も低迷すると予想される。 ●では2023年のビットコイン相場を左右するもの

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  • ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
  • 昨年から今年にかけて仮想通貨の高騰に私たちは熱狂しました。しかしいま、各国の規制の強化が背景となり、仮想通貨の相場は下落しています。仮想通貨の将来性に否定的な意見が多くなっています。しかしいま、ブロックチェーンのテクノロジーを基礎にした第四次産業革命が起こりつつあります。こうした支店から仮想通貨を見ると、これから有望なコインが見えてきます。毎月、ブロックチェーンが適用される分野を毎回紹介します。
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