『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年9月25日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年9月25日号
●赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その6)●今週の相談
・ChatGPTを社内に広める役割を仰せつかったのですが、誰も興味を示しません。どこからどう広めていけばいいでしょうか。
・2週間以内にあるサービスの企画書をまとめないといけないのですが、上司からのガイダンスはあまり期待できません。前期の評価もあまり思わしくないものだったので、何とか挽回したいのですが。
・部下が生真面目で、杓子定規な仕事のしかたしかできません。何とかもう少し柔軟な考え方をさせたいのですが、どうしたらいいでしょうか。このままでは昇格試験への推薦もできず、困っています。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その6)
読書活用術⑤:本はなるべく買って読む
本はなるべく買って読むほうがよいと考えています。
一番の理由は、大切だと思ったところに線を引いたり、書き込みをしたりできるからです。限られた時間の中で本を読むので、その時間を最大限充実したものにしたほうがよいと考えています。
もちろん、「お金がかかるし借りることができるので、本は極力買わずに済ませる」という方もいらっしゃるでしょう。ただ、外食をしたり、ときどきは飲みに行ったり、ショッピングをある程度したりしておられる方であれば、考え方次第ではありますが、本を月に数冊買うことはできるのではないでしょうか。
文庫・新書なら1冊500~700円、ビジネス書なら1300~1400円、平均1000円とすると月5冊買っても5000円で、一度飲みに行くことを考えれば何とか捻出できる範囲かなという気がします。
図書館で借りようとしても、人気の本は数ヶ月から半年以上も待たされることがあります。本は必要なとき、読みたいときに読むほうがよいので、忙しい人にとってはできれば買うほうがよいのかなという感じです。投資効果は十分期待できるものですが、人それぞれですので、私がこれ以上言うことはないでしょう。
ただ、人気の本がいい本だとも限らないし、むしろ古典的なよい本ではもちろんないので、待たずに借りれることは十分あります。本を今まで読んでいなかった人が急速に追いつくには図書館は役立つと思います。
紙の本か電子書籍かということについては、趣味・嗜好の問題になりつつあります。私自身で言えば、フォルダの中に整理されている電子書籍よりは、身近な本棚に紙の本があるほうが背表紙を見るだけでも記憶が新たになりますし、線を引きやすいので当分は紙主体で行こうと考えています。月5冊、年間60冊程度であればそこまでスペースの問題にはなりません。
ただ、電子書籍のみの出版も少しずつ出ていますので、使いやすさの確認も兼ね、必要と思えば躊躇なく読んでいます。Amazonでワンクリックで買うと即座にiPhoneに配信されるので、手軽さは素晴らしいですね。
それ以外でも、電子書籍は製本コストも流通コストも在庫コストもかからないので、本質的には極めて優れたものです。文字を主体とした情報である限り、紙である理由は全くないので、視認性や手触り感、線を引けること、また探しやすさなどが改善されればされるほど、電子書籍が急激に伸びるのは間違いありません。
電卓ができてから計算尺やそろばんがほぼ駆逐されたのと同じですね。そろばんは今でも暗算力を強化する手段としてそれなりに活躍しているようですが、そういう特殊なもの以外、遅かれ早かれ淘汰の運命にあります。
ただ、紙の本が提供している便利な機能は捨てがたく、これの同等の内容をいつ頃どのくらいまで提供できるかで決まっていきます。
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