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週刊金融日記 第593号 AIバブルはそろそろ崩壊します、なぜ女性の托卵に罰則がないのか

藤沢数希メールマガジン「週刊金融日記」
// 週刊金融日記 // 2023年9月26日 第593号 // AIバブルはそろそろ崩壊します // 米10年国債利回り4.5%まで上昇で米国株下落 // シンガポールで日本人観光客が10万円の蟹にブチ切れた件 // なぜ女性の托卵に罰則がないのか // 他  こんにちは。藤沢数希です。  香港はちょっとは涼しくなってきました。香港は石垣島より南ですが、いちおうちょっとは秋っぽいものと冬っぽいものがあります。狭い香港でなんの使い道もないフェラーリとか乗っている人がいっぱいいるように、年に1、2週間ぐらいのちょっと寒いぐらいの日を過ごすために高い欧州のブランドのコートとか売っていますね。僕はいりませんけど。 ★サーフィンシーズンもそろそろ終わり、10月ぐらいからハイキングシーズンなので、久々にウェイクサーフィンに行ってきました。ここは香港島の南側にあるタイタム湾なのですが、そこの半島に超高級住宅地があります。そこが先日の香港観測史上最大の大雨で土砂崩れしたのですが、勝手に地下室を拡張したりなどの違法建築があったんじゃないかと捜査中とのことです。こんなところの家がめちゃくちゃ高いんですよね。 https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1705484728726700505  岸田首相が経済対策5本柱を発表しました。インフレ対策を一番に持ってきています。日本でインフレが続いているのは、まあ、簡単な話で、足元のインフレ率が4%ぐらいでずっと推移しているのに日銀がマイナス金利政策を続けているからなんですけど、岸田首相は、物価高に対してガソリン購入などに補助金を撒いて抑える、という作戦のようですね。また、デフレ脱却を喜んでいるようですし、かなりバラマキ好きのような印象を持ちました。  ということで、まだまだ円安もインフレも続きそうですね。 ●“冷温経済”から“適温経済”へ…岸田総理・物価高など“経済対策”5本柱発表 https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000317300.html  今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。 - 頂き女子りりちゃんが再逮捕されていました - 進化生物学(の人間の繁殖活動への応用研究)についての面白そうな本が出ていました - 男性の性犯罪は厳罰化しているのに女性の托卵に罰則がないのが不平等に感じます  それでは今週もよろしくお願いします。 1.AIバブルはそろそろ崩壊します  ChatGPTの登場が引き起こしたAIバブルは、学習のために大量のGPUが必要ということで、NVIDIAの株価を大きく押し上げました。AIバブルは、MicrosoftやGoogleといった他の超巨大テック企業にも広がり、低迷していた株式市場は一気に吹き返しました。こうした巨大な時価総額を持つテック企業に牽引され、ナスダックなどの株価指数は、FRBの金融政策が引き締めに転換し高い金利が続くという逆境の中で、コロナバブルのピークに再び迫ろうとしていました。 ●AI革命によって米巨大IT企業の時代は10年延長された(金融日記 Weekly 2023/3/24-2023/3/31) http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52216702.html  そして、僕自身は、株式市場がAIバブルの様相を呈する一歩前から、メルマガでこうしたAIに関する記事を書き、個人的にも投資でいいタイミングで上手くAIバブルの波に乗ることができました。 『週刊金融日記 第565号 来たるべきAI時代に備えていま僕が進めていること』 『週刊金融日記 第566号 5分で分かるChatGPT(大規模言語生成系AI)の仕組み 究極の私文コミュ強vs至高の理系アスペ』 『週刊金融日記 第567号 AIの可能性と限界:わかってきたChatGPTやStableDiffusionの使い所』  また、AI美女の生成なども、画像生成AIで一躍有名になったStable Diffustionを使って自分でかなりやり込みましたし、文筆業にChatGPTが使えるのではないか、といろいろ試行錯誤を繰り返してきました。また、僕が大学生だったのは20年以上も昔の話ですが、その頃から、僕はニューラルネットワークや画像認識の授業を取り勉強しておりました。昨今のディープラーニングの隆盛については、もちろん基本的なことだけですが、アルゴリズムレベルで理解しております。 『週刊金融日記 第581号 ChatGPTによる恋愛工学ルーティーン開発事例:DVDルーティーンのアップデート』  そして、この半年あまり、ChatGPTを必死に使ってきてたどり着いた結論は、ああ、これはAIバブルははじけるな、というものです。あれほど、AIが世の中を変えていく、AI時代になくなる仕事ランキング、とうとうシンギュラリティだ……と、世界中が煽られていたわけですが、ああ、こりゃあ、これからみんながっかりしていくんだろうな、と確信しています。  そのことを今週号では解説したいと思います。 ●OpenAI CEO Sam Altman on the Future of AI https://www.youtube.com/watch?v=A5uMNMAWi3E 【AIポルノ不発とその理由】

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