田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.444
巨大なレゴが完成一歩手前で壊されても、淡々と一から作り直す姿勢~次世代に持ってほしい最も大事な姿勢
アメリカ出張中にとっても嬉しい報告がありました。娘が自主的にコツコツ宿題に取り組むようになったということです。私や家内が口うるさく言っても全く聞く耳を持たず、宿題というより学校で自由に遊ぶような校風だったので、少しそこを心配していました。
でも中学部になって、何かを感じたみたいです。帰ってきて、体調が悪くても、コツコツ宿題に取り組むようになったようです。娘は何をするにも時間がかかります。遅いのです。でも丁寧です。没入してコツコツ取り組むタイプです。でも今までは自分が好きなものにしか取り組めませんでした。それはそれでもいいですが、好きなことを探求するには、目先好きではないこともコツコツ取り組むようになってほしいと思っていました。
いつかは気づいてやるようになるとは思っていましたが、好きなことを探求する武器として、好きじゃないことにも取り組めるようになったのかもしれません。
アメリカに来て色んな投資家にも会って、どういう起業家に投資するか質問を続けていました。
多くは起業家よりもビジネスモデルとか言っていました。
起業家に関しては、狭い世界でのリファレルが共有されているみたいで、起業家のタイプとかもう当たり前に集合知が出来上がっているようでした。今更そんなこと聞くなという感じでした。
私はどうかというと、爆発力ある人より淡々としている人を好みます。一見イケていないタイプかもしれません。
何かをやるには爆発力も必要です。そういう人に魅了されることもあります。でも肝心だと思うのは、スタートアップのほとんどは上手くいかないということです。
爆発力に長ける人は往々にして調子のいいときはいいのですが、壁にぶち当たったり、失敗したときにモロイ気がします。
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