メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【痛くない死に方 2023年第39号】なぜ今「医薬品」逼迫か——5類のせい? それともアレ推進のための炎上商法?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2023/09/30
    • シェアする
2023年 39号 【長尾和宏の痛くない死に方】 長尾和宏です。 秋分の日が過ぎたら、途端に日が短くなってきたと思うのは僕だけでしょうか。 気が付けばもう、10月。フーテンになってから3か月が過ぎましたが、まだなんやかんや と忙しく、しかし忙しい日々を楽しんでもいます。 第9波到来!と一部メディアは大騒ぎしていますが、エンターテインメント界はコロナ前 に戻ったようです。 ユーミンも、サザンも! 同年代の人が活躍しているのはすごく嬉しいです。 僕も自分がライブするようになってから、65歳過ぎた人間が、2時間以上歌い続けること のしんどさを身に染みて感じているところ。 それを連日行うのだから、アーティストの皆さんが、どれほど日々、健康に気を遣っておら れるかがよくわかる。 僕も来週、10月4日はいよいよ松山でのライブ!お昼には講演会もある! 今から、体調管理をしっかりしないといけない。頑張ります。 サザンオールスターズの新曲「Relay〜杜の詩」は、皆さん、聴かれましたか? ↓ ↓ ↓ ↓ YOUTUBEはこちらから ↓ ↓ ↓ ↓ https://www.youtube.com/watch?v=zaGAfo_yJLI 僕は、泣きました。桑田佳祐さんが、どんな思いでこの歌詞を書かれたのかを想像して、 泣きました。神宮外苑の森を残したいと、最後まで声を上げ続けていた、坂本龍一さんの 想いを、なんと桑田佳祐さんが受け継いだ。坂本さんの生前、お二人にはそれほどの交流 がなかったと聞いている。いや、むしろ、互いの目指す音楽の方向性が違いしすぎて、 お互いがその存在を無視し続けていたように見えた、のは僕だけだろうか。 しかし、坂本龍一さんの遺言を、他の誰でもない音楽界の重鎮が受け継いだ。 これはもはや、事件だと思う。桑田さんは歌詞の中でこう言っている。 「いつも いつも 思ってた 知らないうちに 決まってる」 そう、本当にそうだ。国はいつも国民が知らない、とんでもない決定をする。 不都合なことほど小さな声で不親切にアナウンスをし、知らないうちに決めている。 だけど桑田さんは、知らなかったことを怒らずに、歌詞の中で謝っているのだ。 「馬鹿でごめんなさい 意思を継いで この杜が好きだよ」 なぜもっときちんと説明しないんだ! と本当は怒りたい。心の中は震えている。 だけど、怒ったところでいいところは何もない。そこがグッと堪えて…… 「馬鹿でごめんなさい」とまずは頭を下げて、もっときちんと説明してください、 というメッセージ。あるいはこの「馬鹿でごめんなさい」は、これまで気が付かず、 一緒に闘えなくてごめんね、という坂本龍一さんへのメッセージなのかもしれない。 僕はこの歌詞に、すごく共感した。 ワクチン、いや、医療全体に今僕が、このメルマガや、ニコニコ動画で少なくない時間 を割いて声を上げ続けるのは、怒りがモチベーションである。 しかし、桑田さんのこの曲を聞いて、怒りを怒りのまま伝えても、あんまりいいことは

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
  • 660円 / 月(税込)
  • 毎週 土曜日(年末年始を除く)