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算数得意化プロジェクト
~ 算数得意化への道 ~
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ -その369-2023/10/01発行◆
「苦手以前」
算数の問題を読んで、考えるんだけど解けない、答えが合わない。
そういった状態を算数が苦手っていうのだと思います。
問題をよく読まずに解こうとしたら解けなかった。
これは苦手以前の問題です。
だけど、そうした生徒は以前と比較して増えているように感じます。
私たちの仕事はそうした生徒を観察する機会に恵まれています。
そうした生徒をよく観察すると、まず問題を読まないってことに対
して何の罪悪感もないように思われます。
「えっ問題って読まないといけないの?」なんて言われます。
これまで問題を読まずに解いてきたら、解けなくて結構困ってたん
じゃないかと思いきや、あまり困った経験もなさそうです。
おそらくこれまで小学校で解いてきた問題の多くが、問題なんてち
ゃんと読まなくても正解できるような性質のものだったことが推測さ
れます。
そうした解き方は、私立中学を受験するのならば、受験のための勉
強をはじめた時点で通用しなくなります。
中学入試を受験しない場合にはそうした解き方が通用しなくなるの
はもう少し先になります。
これまでの解き方が通用しなくなったところで、算数が苦手になっ
たってことで生徒は質問に来るようになります。
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