『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年10月2日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年10月2日号
●赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その7)●今週の相談
・ChatGPTを経営陣に使ってもらいたいのですが、どこから始めればいいでしょうか。
・4月に広告代理店に入社しました。女子高、女子大卒でもあり、男性中心の広告代理店の社風にかなりとまどっています。先輩女子社員は平気そうな顔をしています。入社して半年しましたが、慣れそうになく悩んでいます。
・ITサービス企業で3年目ですが、2つ担当している上に新しいプロジェクトが追加され、息切れしてきました。睡眠時間も4時間半くらいに減っています。あと3ヶ月ほどで終了するはずなのですが、こういう場合はどうやってしのぐのでしょうか。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:攻めの読書をしよう(その7)
読書活用術⑦:読み始めた本は一気に読む
私は5~10冊の本を並行して読むことが多かったのですが、この方法だとまずい点が2つあります。
一つめに、それぞれの本がなかなか読み終わらないため、最初のほうに読んだ内容を忘れがちになることです。内容だけではなく、何らかの思いと目的を持って本を読み始めているはずですが、それも薄らいでしまいます。
二つめには、1冊を少し読んだら別の本の続きを読む、それに飽きたらまた別の本の続きを読む、という感じにどうしてもなってしまい、やるべきことを目前にしてもすぐに取り組めず、いつまでもだらだらと読書を続けてしまう、という問題です。ゲームをやるとか、テレビを少し見るとかと違って本を読むこと自体いいことだという概念がどうしてもあるために、この問題の解決が簡単ではありません。
忙しい人にとって、仕事も読書も、プライベートなことも。それ以外の遊びも、どれも大切です。その中で読書がだらだら続くためについ時間がたってしまうことは、できるだけ避ける必要があります。
全体のバランスが崩れ、悪循環が始まるからです。1冊がなかなか読み終わらず、読書にかける時間が延び、読書しようとした目的が果たされず、期待した成長ができず、仕事への貢献が少なく、プライベートの時間も犠牲にして、精神的にも追い込まれることが増え、逃げの読書にさらに走ってしまう、という形ですね。
これを避ける方法として、読み始めた本は一気に読むように変え、それからはある程度落ち着きました。単に読み方だけの問題なので、スキルではなく意識で解決できます。
このほうが確実に本の内容が頭に入りますし、先ほどの「できる人、忙しい人がさらに成長するための攻めの読書プロジェクト」にもフィットします。
やってみると、それまでの読み方がなんてだらだらしていいたのだろうということを痛感しますね。
読書活用術⑧:本はできるだけ速く読む、戻って読み返さない
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