メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ:長期金利の上昇が止まらない!!! ~内外の株式市場は引き続き調整へ~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/10/03
    • シェアする
パウエルFRBは9月19~20日のFOMCで政策金利を「より 高くより長く」維持すると表明しました。これは、言い換える と、「FRBは2024年以降も高めのインフレと闘ってゆく」 と、FRBが宣言したわけです。 「3~4%の高めのインフレ容認」時代の幕開けです。 それ以来、アメリカの長期金利(ドル国債10年物の利回り)の 上昇が止まりません。 10月3日には、4.70%台を付けてきました。 おそらくアメリカの長期金利は5.00%を超えてゆくことでし ょう。 ところが、パウエルFRBは「2%インフレ目標」の看板を事実上 下ろし始めているのに、「ドル・インデックスでのドル安トレン ド」が、なかなか始まりません。 このままでは、長期金利の上昇とドル高で、アメリカの企業業績 が悪化、内外の株式市場の調整は当初の想定以上に大きくなって しまうことでしょう。 振り返ると、今回の内外の株式市場の調整が始まるまでは、アメ リカ国内の株式市場はあまりにも「ソフトランディングシナリオ」 を盲信し過ぎていました。 一方、アメリカ債券市場は株式市場と正反対で、あまりにも「悲観 的な景気後退入りシナリオ」を盲信し過ぎいました。 「来年4~5回の利下げ」予測だけ見ても、債券市場は来年は景 気後退が起きるから利下げが行われると悲観し過ぎているのに対 して、株式市場のほうは、来年は景気後退は起きないけどインフ レが鎮静化するので利下げが可能だと楽観し過ぎていたのです。 ところが、アメリカ経済は想定外に力強く、アメリカ経済はなか なか景気後退入りしそうもありません。しかも、アメリカ経済は 構造変化していてインフレもなかなか鎮静化しそうもなく、「3 ~4%のインフレ」は定着しそうです。FRBもこの「3~4%の 高めのインフレ」を容認しそうです。 この秋、あまりに楽観的過ぎたアメリカ株式市場と、あまりに悲 観的過ぎたアメリカ債券市場との間で、修正が巻き起きているの です。 すなわち、アメリカの長期金利は急速に上昇、株式市場は 調整しているのです。 アメリカの長期金利は5%を超えてゆくことでしょう。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)