やはり金利

やはり金利 おはようございます 運動の秋、食欲の秋、と言いますが、マーケットのことを考えるとどんよりとした気持ちになります。結局、金利次第の展開なのでしょう。 ■金利 きのうは、ほぼインフレ期待率と市場金利の乖離がなくなったことで、金利の高騰が終わるのではないか、と記しましたが、求人件数の発表によってブレイク、さらにマッカシー下院議長の解任などによって再び金利が急騰となりました。 まず、求人件数 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-job-offers.png?s=unitedstajoboff&v=202310031415V20230410&w=850&h=400&d1=20181004 コンセンサス8.8Mのところ結果、9.61Mとなり予想以上の急上昇です。そもそもこのコンセンサスが大きな間違いです。 総雇用数をみると https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-employed-persons.png?s=unitedstaempper&v=202309011236V20230410 ７月から８月にかけて大きく総雇用が上昇をしています。つまりそれなりの求人数があるはずなのに、求人数は前月並みとのコンセンサスがそもそもおかしいのです。これは向こうのシンクタンクがよく理解していない、ということが原因である、と思います。結果、コンセンサスよりもより大きい数字が出て、マーケットはドルが急騰するという結果になったのです。