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2023年9月4日:通貨の大転換に向かっている世界シリーズ
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久しぶりに観光旅行、行き先は蒲郡クラシックホテルと、志摩観光ホ
テルでした。いずれも、料理に定評があります。
蒲郡クラシックホテルは、知多半島と渥美半島が伸びて蟹の爪のよう
に挟む根に位置し、内海の三河湾に面しています。89年前に昭和9年
に建設された昭和ロマンの曲線が多いアールデコ不風の建築という。
部屋は、イタリアや英国の古いホテルに共通して狭く、設備は、現代
の基準に照らせば快適とは言えない。日本の住まいと家具什器の基準
(スタンダード)が上がっているのが実感できました。ホテルは、時
代の住まいを反映します。
昭和初期の皇族と、古さのニュアンスしか残っていない「文化人」が
利用していたという。貧しかった時代です。実質GDPは1/20か。
アミューズ(前菜)、伊勢エビより濃い味のオマールエビ、メイン・
ディッシュは三河牛のカツレツ。カツレツは、衣が紙のように薄く仕
上げてありこのホテルの名物。赤身の肉が、赤ワインと見事に調和す
る。
バイオリンのナマ演奏がついてました。つい、自作オーディオの音と
比較しますが、ナマ音には、再生音では難しい「ひびきの柔らかな豊
かさ」があります。再生音で、この濡れたようなヒスっぽさのない豊
かな響き出すことを次の目標にします。
技術的には200HZ付近の、音の応答性の、速度かなと思う。コーン紙
の重量が極限まで軽い20cmスピーカーならFOSTEXですが、これに挑戦
の予定はあります。雑音の少ない真空管アンプで鳴らすといいかもし
れない。(注)確かに、自宅に帰って、直熱真空管の845シングルで
鳴らすと、ナマのバイオリンの響きが出ました。
蒲郡という立地のためか、客は多くない。ホールの全部で10名くらい
の客を、4名のウェイターがつきっきりでサービスし、料理の説明を
受ける。習性から、「経営」を考えながら食べましたが、満室になる
2倍の客を呼ぶ方策が、なかなか思い浮かばない。
部屋を、現代の水準に変える改修の設備投資をしても、資本回収がお
ぼつかない。資本がかる設備の改修は無理にしても、カーペットの張
り替えと細かな傷の補修が必要と思った。軽井沢にあれば、街とも調
和していいのではないかとも考えたのです。
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