メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

小渕優子選対委員長起用の狙いは茂木派分断か

国家権力&メディア一刀両断
永田町異聞メルマガ版      「国家権力&メディア一刀両断」 2023.10.05                   新 恭(あらた きょう) ----------------------------------------------------------------------      小渕優子選対委員長起用の狙いは茂木派分断か ---------------------------------------------------------------------- なぜわざわざ、公明党の山口代表は、こんなことを記者に発表するのだろうか。 新しい自民党選挙対策委員長、小渕優子氏に関してである。 ◇公明党の山口那津男代表は29日、自民党の小渕優子選対委員長から、経済産 業相辞任に至った過去の「政治とカネ」問題について説明を受けたと記者団に 明らかにした。「説明を尽くす姿勢を強く感じた。『大きな立場で政治家とし て頑張ってほしい』と伝えた」とも語った。(共同通信)◇ 山口氏が9月24日放送のBS朝日番組で「説明責任が十分ではない」と指摘した ことを受け、小渕氏から説明したいと申し入れがあったというが、「説明責 任」とは山口氏に対して説明が足りないという意味だったのだろうか。まさか そうではあるまい。 元秘書が政治資金規正法違反で有罪判決を受けるなどした「政治とカネ」問題。 2015年に地元で記者会見を開き説明責任を果たしたと小渕氏は主張する。しか し、まだまだ不明な点が数多いからこそ、選対委員長就任と同時にメディアか ら問題が蒸し返されているのだ。本来なら山口代表は「私に説明に来るのでは なく、あらためて記者会見して説明を尽くしたらどうか」とアドバイスするべ

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 国家権力&メディア一刀両断
  • 記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 木曜日(祝祭日・年末年始を除く)