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第766回 世界不況の背景となる6つのメガトレンド、パーカーの世界予言
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▼今回の記事
今回は、いま世界の動きに大きな影響を与えている6つのメガトレンドについて書く。これらの動きを見ると、高金利が引き金となり世界が不況になることが予想される。これを紹介する。次に、イギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーの2024年の世界予言を紹介する。
▼世界を動かす6つのトレンドと世界不況
それでは今回のメインテーマを書く。いま世界を動かしている6つのメガトレンドと、その結果として起こる世界的な不況の可能性についてだ。これを詳しく解説する。
●世界を動かす6つのメガトレンド
いまウクライナ戦争、欧米とロシアとの厳しい敵対関係、米中の先鋭化する軍事対立、アフリカ、西サヘル地域における革命とロシアの勢力拡大、欧米の凋落とBRICSの拡大など、いま世界史的な転換点にあることは間違いない。今後、なにが起こり、世界と日本がどうなるのか注目しなければならない。では、そうした状況で、今年の年末から2024年にかけてなにが起こるのだろうか。気になるところである。
それを判断するためには、世界の動きを左右する6つのメガトレンドを確認しておく必要がある。このトレンドを見ると、これから世界的な不況が迫っている恐れがあることが分かる。その6つのメガトレンドとは、以下のものである。
1)ウクライナ戦争の長期化、2035年まで続く?
2)米中対立とBRICS経済圏とのディカップリング
3)食料、資源、エネルギー、IT製品価格の高止まり
4)慢性的な労働力不足と賃金の上昇圧力
5)インフレの恒常化
6)高金利の恒常化
これらのメガトレンドをそれぞれ見て見よう。
・ウクライナ戦争の長期化、2035年まで続く?
これは前回の記事でも詳しく紹介したので、改めて説明する必要はないだろう。もちろん、将来的に停戦はあり得るだろうが、ウクライナとロシアとの敵対関係は永続化する。それに伴い、ロシアと欧米との鋭い敵対関係もロシア制裁も実質的に永続化する。
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