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統一教会「韓国送金極秘資料」を公開する(中)/有田芳生の「酔醒漫録」第40号

有田芳生の「酔醒漫録」
▼ 第40号 2023/10/6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有田芳生の「酔醒漫録」 *毎週金曜日発行* ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・「評言独語」──統一教会「韓国送金極秘資料」を公開する(中) 2・「酔醒漫録」──9月29日〜10月5日 (進まない日朝交渉、ナチス医師の人体実験、統一教会解散へ、伊澤理江『黒い海』など) ★発売中の有田芳生著書★ ・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売) http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html ・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・「評言独語」──統一教会「韓国送金極秘資料」を公開する(中) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 韓国の清平は、ソウルから車で2時間ほどの山あいにある。統一教会の本部として、最近でも話題になってきた。山の中腹に立つ宮殿のような「天正宮」「天苑宮」もテレビなどで報じられたので、記憶にある方も多いだろう。その教団の中枢施設に日本人信者たちの部屋が置かれている。正式名称は「天宙清平修練苑 日本事務局」で建物の1階にある。ここは韓国と日本の教団を結ぶ重要な部署だ。ここで何が検討されてきたのか。それは日本での活動が法的に問題にならないような対策もそのひとつだった。たとえば……

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  • 有田芳生の「酔醒漫録」
  • 2000年からブログに日記を書いてきました。思いは「私家版現代史の記録」です。「日記は書いておかないと不安なんだよ。忘れてしまうと消えてしまうから、自分が生きていて、あのころはどうだったというのを忘れるのが不安なんだよ」(渡辺京二『幻のえにし』)。同感です。私が綴るのは、メディアを中心に仕事をする一個人の眼から見た世界と日本です。「酔醒」は、酔ったり醒めたりという意味で、中国の「梁書」に記述されています。「漫録」は随筆の意味です。人生は、酒を飲まずとも「酔ったり醒めたり」の繰り返し。同時代に生きる皆さんにリアルな情報を提供、共有し、しなやかで強靭な精神をお互いに涵養していきたく思います。
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  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(年末年始を除く)