━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4770号 令和5年10月6日(金)
発行部数 11,434 部
【「尽心」の工夫について】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【「尽心」の工夫について】
本上篇は、下篇と関連接続しているので、
総論は、下篇の末に述べることとします。
ただし、上篇においては、だいたい、
「尽心」の二字を骨格として、
「君子が窮困した時と栄達した時のそれぞれの態度」
「国政における王道・覇道の区別」
等について、十分の意見が語られています。
そのうちには、三、四章にわたって一つの主題が説かれているものもあれば、
一章で断たれて次章は他の問題に移っているものもありますが、
これについては、すでにそれぞれの章のうちで、ほぼ論じてありますので、
注意してみるならば、自然に理解できるでしょう。
結末の三章は、その主旨、次々と前章をうけて展開されており、
とりわけ「尽心」の工夫が詳説されています。
ということを約150年前の日本において、
政治犯として牢屋の中にありながら、
囚人と看守に対して
熱心に教えた人がいたのでした。
その政治犯は間もなく
斬首刑になってしまいます。
そして時は立ち、
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)