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「世界経済・市場花だより」第641号 週末の米国株と週を通じての米ドル相場を除けば、世界的に株安・円高気味の推移/不安定な相場続きそう

馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
******************************* 馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」  ******************************* 第640号(2023/10/1) 週末の米国株と週を通じての米ドル相場を除けば、世界的に株安・円高気味の推移/不安定な相場続きそう この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。 ※ 自主開催セミナーの予定です(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。 10/14(土)福岡(6/20) 10/21(土)満席となり、受付を締め切りました 10/28(土)大阪(7/18) 12/2(土)札幌(2/20) 12/9(土)横浜(3/20) 12/23(土)名古屋(3/25) 1/7(日)浜松町(1/30) 1/27(土)高岡(1/25) 2/3(土)大阪(0/18) 2/10(土)浅草(2/20) 2/17(土)福岡(1/20) 2/24(土)ウェブ(1/150) セミナーのスケジュールは、 http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。 ☆過ぎし花~先週(10/2~10/6)の世界経済・市場を振り返って <週末の米国株の反発や週を通じての米ドルの堅調推移を除けば、世界は総じて株安・円高の推移、雇用統計を受けては不安定な心理に市況が振り回された、原油価格は悪い上昇と悪い下落の綱引き> (まとめ) 先週の世界の株式市場においては、米国株は週末に高く引けました。また為替市場では、週を通じてみると米ドルが堅調推移しました。ただ、それ以外の主要な株価や通貨は、総じて株安・円高気味の推移(特に日本株が軟調)となりました。 週末の米雇用統計は、強いともそうでもないとも解釈できる内容で、結局は足元の投資家心理が不安定なため、慌てての売りや慌てての買いが嵩み、最終的には上振れして引けた、と解釈すべきでしょう(米国株価は底を入れた、とは考えていません)。 先週原油市況が崩れたことも目を引きましたが、これは少し前からの悪い価格上昇(供給減)に対し、悪い価格下落(需要減)が要因として強まったためだと考えます。 (詳細) 先週の世界の株式市場を眺めると、米国株は週末(10/6、金)に反発を示し、それにより週間の騰落率が支えられました。また為替市場では、10/3(火)に対円で一時1ドル150円を超えるなど、米ドルが底固く推移しました。 こうした米株や米ドルの動きから、先週は株高・円安気味だった、という印象を持たれているかもしれませんが、実は先週の世界市場は、株安(特に日本株安)・円高が優勢でした。そこで、今号では、まず先週の騰落率ランキングから見てみましょう。 先週の主要な株価指数の騰落率ランキング(現地通貨ベース、原則1か国1指数だが、日米は複数指数をランキングに採用)で、先週上昇した株価指数は、7つ(6か国)しかありませんでした。その7指数とは、 アルゼンチン

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