INSTITUTE OF SUCCESS TECHNOLOGY JAPAN 第772 OCT 15 2023発行
“明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ!”
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明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ! マハトマ・ガンジー
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⇒ 「誘引の法則」というものが万物にはある。
江戸の川柳にいわく、「黒犬をチョウチンにする雪のみち」とかで、わが国に『日本失敗学会』なるものが設立されている。
元々はアメリカのNASAで宇宙飛行士たちが同じ過ちをしないように失敗経験を持ち寄って作った勉強会らしい。
それが東京大学を中心に、失敗を学んで成功への糧とする学会組織として正式に発足しているという。
<日本成功学会>なるものを旗揚げした立場の人間としては、当初そのニュースを聞いた時には、私の向こうを張った面白いパロディーだと思って大いに笑ってしまった。
だが、よく聞くと失敗知識活用研究会とかで、医療・科学技術・政策・その他諸々の解明や方策の開発などと、
なにやら本格的な権威ある学会だとか。
畑村洋太郎「失敗学のすすめ」にこう説明がある。
これら、事故や失敗は小さなものから、経済的損失につながるもの、負傷を伴う大きなもの、さらに多数の死傷者を出す大規模なものまである。
「失敗学」は、こういった事故や失敗発生の原因を解明する。
さらに、経済的打撃を起こしたり、人命に関わったりするような事故・失敗を未然に防ぐ方策を提供する学問である。
非営利活動法人失敗学会は、広く社会一般に対して失敗原因の解明および防止に関する事業を行い、社会一般に寄与することを目的とする。この目的を達成するため、社会教育の推進を図る特定非営利活動を行っている---と。
確かに、一つの成功は99%近くの失敗の積み重ねの結果として生まれてくる。
それには異存は無い。
ただ、それは科学技術探求の世界においてでは言えるだろう。
因みに、失敗したことは何度ぐらいありましたか? と聞かれたエジソンは、こう答えている――
「失敗は一度もない! 一つの成功に至るまでそれぞれ2000回以上は実験したけどね!」
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