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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2023.10.11号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『法治国家でなくなった日本(1) 汚染水と処理水』
◆どうすれば国民が賛成してくれるのか。中国の思惑通りに動いてしまう日本
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『法治国家でなくなった日本(1) 汚染水と処理水』
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◆どうすれば国民が賛成してくれるのか。中国の思惑通りに動いてしまう日本
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉があるが、まさにその通りなのが福
島原発事故で生じた処理水の放出問題である。
中国の策略にかかった日本の言論人 汚染水の放出
数カ月前、日本政府は東京電力と慎重に検討して、福島原発の汚染水のうち、
トリチウムを主体とするものを「タンクが一杯になったから」という理由で、
基準以上のトリチウム濃度の汚染水を薄めて海に流すことにした。
内部でかなり慎重な検討がなされたと思われるが、その「慎重」というのは日
本の環境をいかにして守るかというよりも、日本の世論をどうしたら放出賛成
にするかに重きがあったと思われる。推定される手続きを整理すると、
1)2011年の福島第一原発爆発事故から12年を経ても、原子炉内部から
汚染された水が原子炉外に漏洩している。
2)この原因は原子炉建屋の底部に亀裂が生じていて、そこから地下水が流れ
込んでいるか、あるいは汚染処理している水が混入して、再び、その亀裂から
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