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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4774号 令和5年10月10日(火)
発行部数 11,428 部
【再録】軍拡に抵抗した大蔵省
ー福田赳夫その7ー私の履歴書 保守政権の担い手
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「(高橋是清は)小さな政治の知恵はないが、
国家大局を考え、絶対にものを恐れない人」
(賀屋興宣)
【再録】軍拡に抵抗した大蔵省
ー福田赳夫その7ー私の履歴書 保守政権の担い手
昭和の偉人たちが何を考え、失敗にどう対処し、
それをいかに乗り越え、どんな成功を収めたのか、
日本経済新聞に掲載されている、
自伝コラム「私の履歴書」から
探ってみたいと思います。
保守政権の担い手であった昭和時代の政治家を中心に分析。
歴史から未来をつくっていきたいと思います。
『保守政権の担い手─私の履歴書』
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1935(昭和10)年8月、
福田が懇意にしていた永田鉄山陸軍省軍務局長惨殺事件が発生。
永田軍務局長の死で、統制派は気勢をそがれた形となり、
皇道派が力を握り、
予算要求はいよいよ強腰となり、
遂に1936(昭和11)年度予算案で大蔵省と陸軍省が激突するに至ったのでした。
当時の大蔵省は賀屋興宣主計局長、石渡荘太郎主税局長、青木一男理財局長が
三羽烏と呼ばれて頑張っていました。
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