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安倍暗殺劇」を演じる中国人の歪んだ反日感情はいずれ習近平攻撃に向かう/「一帯一路」詐欺に巻き込まれる途上国の悲惨

黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」
○●――――――――――――――――――――――――――― 黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」        2023年10月11日号(第516号) ―――――――――――――――――――――――――――●○  みなさん、こんにちは。黄文雄です。  中国は山東省の中学校の運動会で、安倍晋三元首相の暗殺を再現するパフォーマンスが繰り広げられ、観客から大きな声援が湧き上がったそうです。このニュースを台湾の自由時報が大きく報じました。中国人らしい品のなさですが、一方ではこうした歪んだ反日行為がいずれ習近平政権に向かう可能性も少なくありません。  今週は、この問題を取り上げました。  その他、新連載も始まり、盛りだくさんの内容でお送りします。  1 今週のニュース分析  ☆【中国】「安倍暗殺劇」を演じる中国人の歪んだ反日感情はいずれ習近平攻撃に向かう  ☆【中国】「一帯一路」詐欺に巻き込まれる途上国の悲惨  2 日本人が知らない中国の正体 第3回  ☆なぜ孔子は大ウソつきか  ☆歴史捏造の大家・司馬遷 ――――――――――――――――――――――――――― 1 今週のニュース分析 ☆【中国】「安倍暗殺劇」を演じる中国人の歪んだ反日感情はいずれ習近平攻撃に向かう ◎中國學校運動會演「安倍遇刺」 師生竟熱烈歡呼...... https://news.ltn.com.tw/news/world/breakingnews/4454611(中学校の運動会で「安倍暗殺」を演じ、教師と生徒が熱烈声援)  中国の中学校の運動会で、安倍晋三元首相を暗殺するパフォーマンスが行なわれ、これに対して教師や生徒が熱狂的な声援を送った映像が拡散されて物議を醸しています。  この中学校は山東省棗荘市第三中学校で、9月26日に行われた運動会の開会式で、あるクラスの生徒たちが安倍氏暗殺の場面を再現する演劇を行いました。 撮影された動画では、安倍氏役の学生が椅子の上で演説しているところ、帽子とTシャツを来た学生が現れ、右ポケットから銃を取り出すと2発の銃弾を発射。安倍氏役の学生が椅子から落ちて倒れ、周りのボディーガード役の学生や聴衆役の学生が慌てて応急措置をして担ぎ出すという場面が演じられていました。 これを見ていた教師や全校生徒が興奮して声援を送る様まで映し出されていたとのことですが、この動画がネットで拡散すると、多くの中国のネットユーザーも称賛の拍手を送りました。 こうした光景を見るにつけ、どんなに経済発展しても、中国の民度は変わらないことを痛感させられます。もしも日本の中学で、たとえ敵国であっても(たとえば北朝鮮であっても)、その指導者が暗殺される様子を演じて楽しむというようなパフォーマンスをおこなえば、大問題になるはずです。  実際、中国以外の国では、日本を含めて、このパフォーマンスに対して批判が集まっています。また、オーストラリアに亡命した中国の人権活動家・曾錚氏は「中国共産党がどれほど深く中国人民に日本憎しの思想を植え付えたかわからない」とコメントしています。  中国には「幸災楽禍」(人の不幸を楽しむ、他人の不幸を願う)ということわざがあります。数千年にわたり戦乱を繰り返し、中華人民共和国になってからも、文化大革命という密告や粛清の時代を経てきた中国人は、きわめて利己的かつ人間不信の民族で、自分以外の人間については、基本的に不幸を願うことが特性になってしまっています。  日本でも「人の不幸は蜜の味」とは言いますが、それでも日本では、人前であからさまに人の不幸を喜ぶようなことは、礼にもとる、きわめて下品なこととされています。そのような人物が周りにいたら、軽蔑され、敬遠されることは間違いありません。

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