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きょうはCPI インフレ指数の解説

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/10/12
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きょうはCPI インフレ指数の解説 おはようございます 今朝の室温は19度。きのうが21度であったことを考えると相当の冷え込みが来ているね、という感じです。体調を崩す方も多くなるので気をつけてほしい、と思います。みなさんは完全にコロナが収束している、と思っている方も多いと思いますが、これは罹患者数の発表が毎日から変更になっている結果だと私は考えています。この冬にほとんどコロナ罹患者が出ない場合は収束とみていいと思います。まだまだ警戒が必要だよ、ということです。参考までに大正時代の感冒、スペイン風邪は、冬になっても罹患者が殆どでない、ということで収束が確認されたのです。現時点ではデータがあまりないのでなんともいえない、ということです。風邪は引き始めと引き終わりが大事なように、引き終わりに再発させると長引くのと一緒のことだと個人的には思っています。 ■CPI、消費者物価指数、インフレ指数 タイトルには3つの言葉を並べましたが、これは全部、同じことを指しています。単なる物価指標でも、3つもの言い方がある、ということから政府がこの指標を大事にしていること、がおわかりになるか、と思います。 大事なことは、このCPIというものはPPIとセットで考えることです。 きのうはPPI、別名卸売物価指数(日本名:企業物価)でした。 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-producer-prices-change.png?s=unitedstapropricha&v=202310111233V20230410 年間では、だんだんと上昇していますし、コアでも同様です。 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-core-producer-prices-yoy.png?s=usacppy&v=202310111254V20230410 このPPI、CPIとコアPPI、コアCPIの違いは、何度も解説をしていますが、単月のPPI,CPIがその月の正確なインフレ率を示すのに対して、コアはトレンドを示すものだよ、ということです。この違いをきちんと認識をしている方は非常に少なく、コアとCPI、PPIの違いを認識せずにいろいろなことを書いている方をよく散見します。 つまりコアPPIが上昇してきているということは、PPIは上昇傾向にある、ということです。なぜならコアはトレンドを示すものだから、ということです。

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