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第767回 「ハマス」のイスラエル攻撃は偽旗作戦だったのか?エゼキエル書の予言を再び見る

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第767回 「ハマス」のイスラエル攻撃は偽旗作戦だったのか?エゼキエル書の予言を再び見る …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼「ハマス」のイスラエル攻撃は偽旗作戦か? それでは今回最初のテーマを書く。パレスチナの都市、ガザを実効支配している「ハマス」によるイスラエル攻撃についてだ。これに関しては、さまざまな情報があるが、イスラエルとアメリカの偽旗作戦である可能性も指摘されている。 現地時間の10月7日、ガザから5000発のロケット攻撃がイスラエルに向けて一斉に行われ、それに続き「ハマス」の戦闘部隊がガザの障壁を越えてイスラエルに侵入し、多くのイスラエル人入植者を殺害した。また、イスラエル国軍(IDF)と戦闘状態になり、イスラエル国軍にもかなりの犠牲者が出た。「ハマス」はこれを「アル・アクサの洪水作戦」と命名した。 ちなみにガザは、2007年以来65キロにわたる監視所付きの城壁で閉鎖され、230万人のパレスチナ人が監禁状態にある。「ハマス」は多数のドローンで監視所を攻撃した後、城壁をバイクで突破してイスラエル領内に侵入した。また「ハマス」の戦闘員はパラグライダーで城壁を越え、空からイスラエル領に入った。イスラエル軍の治安部隊は攻撃の情報を把握していなかったため、多くの死傷者が出た。民間人も含めると、10月11日の時点で、死者は1200人ほどになっている。 ガザの近郊で開催されていた音楽祭にはパラグライダーで「ハマス」の戦闘員が侵入し、260人が殺害され、100人が人質としてガザにつれさられた。以下のビデオでは、上空から降下する「ハマス」の戦闘員と、逃げ惑う音楽祭の観客が見える。 https://www.youtube.com/watch?v=Ev-clsHR61E このような攻撃に対してイスラエルは即座に反応し、ガザを無差別に空爆した。これまでイスラエルは空爆前にガザの住民に警告するのが常だったが、今回は事前の警告なしでいきなり空爆した。すでに10月11日の時点で700人以上が死亡している。 ●これは宗教戦争ではない これがいまの状況だが、イスラエルはこれからガザを完全に封鎖して、ガザを地上軍が占領する計画だ。イスラエルの国防相は、食料と水の供給も完全に遮断するとしている。イスラエル国軍は、すぐにでもガザに侵入するかもしてない。 ところで特に日本では、パレスチナとイスラエルの紛争が宗教戦争として理解される傾向にあるため、あまり関心が高くない。今回の「ハマス」のイスラエル攻撃の真相を明らかにする前に、この紛争の本質を書くことにする。カタールの有力メディアの「アルジャジーラ」にこれを解説する記事が掲載された。ロスキレ大学准教授のソムディープ・センという人物が書いた「ハマスの作戦に驚くことは何もない、アルアクサの洪水作戦は、イスラエルの侵略と占領によって引き起こされた。これは抵抗行為だ」という題名の記事だ。以下に引用する。 「この作戦がガザから開始されたことも驚くべきことではない。パレスチナ系アメリカ人学者の故エドワード・サイードはかつて、ガザをパレスチナ人の闘争の「本質的核心」と呼んだ。ガザは、1948年のナクバで故郷を追われたパレスチナ難民が多く住む、貧しく混雑した場所だ。第一次インティファーダを生み出し、過去数十年にわたってパレスチナの武装抵抗の大部分を受け入れてきた。

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