原油価格に見る政治抗争
このところ原油価格が大きく動いています。WTI先物は今年6月には70ドルを割り込んでいましたが、9月には一時95ドルに急騰、その後一気に80ドル近くに下落したかと思えば、今週はまた反発しました。その裏に米ロや中東も含めた主要国の政治的な思惑がうかがえます。
「夏場の価格上昇はサウジのCFR攻め」
今年夏場の原油価格上昇には、サウジアラビアとロシア連合による米国バイデン政権への攻撃、という面が見られます。米国とサウジの関係はトランプ政権時には良好でしたが、CFR(外交問題評議会)系のバイデン政権になってから両国の関係が悪化しました。そしてサウジは従来の天敵、イランとの国交正常化に動き、結果としてロシア、イラン、サウジの大産油国連合ができあがりました。
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