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貞子第二メルマガ:大幅な株価下落と景気後退が近づいている!?!(その2)~、最悪、 「1987年のブラックマンデー型の大暴落」か?~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/10/13
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10月12日発表の「アメリカの9月の消費者物価指数(CPI)で は、「悪魔が細部の宿っていました」! 細部を眺めると、ここはWSJの番記者であるニック・ティミラオ スも指摘していることですが、 コアCPIで、8月には「直近3ヶ月平均の上昇率」は一旦は年 率2.4%くらいまで低下していたものが、9月には年率3.1% まで上昇してしまっていました!!! しかも、FRBが最も懸念して心配しているのはサービス価格の 上昇率が9月には急上昇しています。 価格に占める賃金の割合が大きいサービス価格では、ここ直近3 ヶ月平均の伸びが年率4.81%まで急上昇していました! サービス分野では、賃金―物価のスパイラル的上昇が再開して しまっているのです。 今回の消費者物価統計で、米国国内の一部の悲観論者達が大変心 配していたこと、すなわち「今後、アメリカ国内の消費者物価指数 が3~4%で高止まりするだろう」ことが裏付けられたかっこう です。 こういった「3~4%の高めのインフレ」の定着は、旺盛な需要 に裏付けられて起きているものではありません。 兼ねてからお伝えしておりますように、こういった高めのインフ レは経済の構造的な変化が原因です。 すなわち、こういったインフレは供給側(サプライサイド)に問題 があるので、FRBが政策金利を0.25%かそこら引き上げて需 要を冷やせば収束すると言った種類のインフレではないのです。 FRBが、この「3~4%の高めのインフレ」を退治しようと政 策金利を0.25%かそこら引き上げても、インフレはたいして 収まらないけど、長期金利が上昇してしまって、株式市場を壊し てしまうでしょう。 その反対に、「3~4%の高めのインフレ」を容認して、これ以上 の政策金利の引き上げを止めると、インフレを容認したと言うこ とで、ドル安が本格化、長期金利が上昇してしまって、こちらも株 式市場を壊してしまうことでしょう。 どっちに転んでも、アメリカ国内の長期金利は上昇してしまい、 内外の株式市場は大幅調整してしまうのです。 アメリカの長期金利は、株価が大幅調整して長期金利が低下する まで、上昇することでしょう。 最悪のケース、1987年のブラックマンデー型の暴落が起きてしま うでしょう。   

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