S027「松宮ベッドの上でのたうち回るの巻」

最強格闘技解体新書・新章開始/ Ｓ０27号 2023.10.16 ※メルマガのバックナンバーはまぐまぐサイトから購入可能です S027「松宮ベッドの上でのたうち回るの巻」 私は、ガン保険はおろか普通の保険にすら加入していなかった。 というのも私の親族にガンになった人間は一人もいなかったから である。さらに私は、ホリエモンのファンというかビジネススクール にも入っていたくらいなので、「保険なんか入るだけ金の無駄だよ」 という言葉を信じ保険には加入していなかったのである。 ただ私の体験から言わせてもらうなら、ガン保険だけは加入してお いた方がいい。最近は、普通の保険にあと少し払えば、ガンの保証も してくれるのだから、これは加入しておけば、もしもの時に保証され る金額はでかいのだ。私は、ガン保険に加入していなかったために かなり高額な医療費を払うはめになったのである。車を運転している 人は、ＪＡＦへの加入もしておいた方が絶対にいい。ホリエモンのいう事 がすべて正しいわけではない。ガン保険とＪＡＦの加入は必要だし、もし もの時に大いに助かるので、私は加入することをおすすめする。 ガンの生体検査というのがあって、これは細胞を内側から機械の触手の ようなもので取るのだが、これがめちゃくちゃ大変な手術なのだ。肛門 から機械の手がはいり、内部の細胞を何か所も取るのだ。もちろんこの 時は、麻酔をかけられているので、私には意識はない。 大変なのは、手術後である。病院のベッドから身体を動かすことができ ないのだ。身体には、いくつもの管が繋がれており、まるでショッカーに 改造される本郷猛状態である。まず次の朝まではトイレには行けない。 ペニスには、尿管が突き刺さっており、そこから尿は、ベッド横に吊るさ れたビニル袋にたまるようになっている。麻酔が切れてくるとペニスに は、鈍い痛みが走るようになる。昔何かの本で、ペニスに金属の棒を突き 刺す拷問があるという話を読んだことがあるが、これはまさにその拷問 に近いものであった。私は、そんな拷問に近い苦しみに耐えながらこの原 稿を書いているのである。七転八倒とはこのことである。 （つづく） ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最強格闘技解体新書S０2７号　 内容 １芦原英幸の遺した資料（サバキの奥義） ２真・芦原伝説「やっちゃるけん！来い！」 ３最強トレンド ４知られざるブルース・リー ５実戦！英語講座 ６知らずに死ねるか！ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・