Fedの話をもっと聞こうよ！

Fedの話をもっと聞こうよ！ おはようございます フジモンが当て逃げで芸能活動自粛。画面で見ている限りそういうことをするような人ではないような気がしますが、画面で擁護すると、批判の嵐だそうです・・・。どちらにしてもひと様の車に当てて逃げるというのは法律違反です。速やかに警察に届ける、当然のことです。今週の週末号はこのことを足掛かりに話を進めようと思います。 ■ビックモーターの件 国交省というのは非常に甘い省庁、というのが私の認識です。その例はJR北海道に対して数年前に事故を起こしたのですが、その原因が検査忌避。つまり、やるべき検査をやっていなかったのですから、当然、罰金や業務停止があってしかるべきなのですが、お咎めなし、金融の世界ではこんなことはありません。ところが、その甘い国交省がついに動きだし、ビックモーターに対して検査業務の免許取り消し、や業務停止命令。これは実質、廃業せよ、という意味です。金融の世界では業務停止３か月など喰らえば、もう事業の見込みは立ちません。みずほもその運命だったのですがJR北海道と同じで廃業した場合、その影響が多すぎるということでそれを免れただけの話です。みずほは金融庁がATM管理を行ってから事故は起こっていませんが、今のJR北海道の経営状況などをみれば、今後、どうなるのかは想像がつくと思います。こういうことを書くと銀行関係者に怒られそうですが、他人に管理を任せないと運用ができない、ってもう終わっているよね、と思います。その点はみずほ関係者が多いに反省をしないと、また同じようなことをやらかす、と思っています。先週の全銀協の事件にしても同じことです。何等かの処分があるはずで、お咎めなし、ということはありえません。 要は、法律というのは守って当然のことであり、そのほか一般に普及する道徳というものも守って当然なものです。それを軽視した場合、だいたいその人が今後、どういう人生を歩むかは想像できるものですし、法律の場合は、役所に廃業を勧告される前に自分たちでなんとかしなくてはいけないことです。 世の中には守るべきルールがあり、それを決して軽視をしてはいけない、ということです。守って当然のことで、守らなくていい、ということはありえません。その場合、単に守るだけではなく役所の意図を理解して順守することが大事だと私は考えています。 つまり役所、Fedなどは見通しを話しているだけで、その確約はありませんが、役所が思っている方向には世のなかは流れる傾向があります。その話を無視している状態が金融業界には相当、垣間見える、というのが私の個人的見解です。みずほ銀行などその典型で、企業としてガバナンスが効いているとは到底、思えません。他人に運用を任せることがどれほど恥ずかしいことか、いまもってわかっていないのであろう、と思います。おそらくまだ行内で派閥争いなどをしているのでしょう。外からみてこの銀行にお金を預ける気にはならない、わずかに金融庁が監視しているから信用が残っているだけの状態、ということを行員は理解してほしい、と思います。 人間だから誰でも間違いはあります。フジモンも何かで調子に乗っていたのでしょうね。間違えたときの反省が大事なことで、その後の態度で処分が左右される、ということだけです。甘い、と言う声もありますが、おそらく泣きながらの復帰会見になるのではないのかな、とは思います。あの人、うるさいだけだけど、本当にクソ真面目、というのが私の印象です。