久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと
毎月第1-4 火曜日発行 vol.154 2023/10/17発行
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伝説の写真家が住んだNYの聖地ジャズロフト
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●INDEX●
1. 今週の東奔西走&七転八倒
>ユージン・スミスがジャズの巨人を撮って録りまくった聖地
2.大人のミュージック&LIVE
>モンクにちなんでジャズピアニストの名曲名演動画集
モンク、エバンス、ジャレット、コリア
3. 大人のアニメ&映画劇場
>ジャズ苦難の道を知る3本の名作
「ニューオリンズ」「ビリー」
「ブルーノートレコード~ジャズを超えて」
4.大人の放課後相談室
Q ジム通いが長続きする方法
5.編集後記~時には大人もボヤキ&ため息を~
>「すみジャズ」モクシ―東京は一瞬ジャズロフト?
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1. 今週の東奔西走&七転八倒
>ユージン・スミスがジャズの巨人を撮って録りまくった聖地
みなさんはユージン・スミスという写真家をご存じですか?
NYの彼の住まいが夜な夜なジャズが響き渡るジャズロフトだったことは?
ユージン・スミスは、私が敬愛する伝説の写真家です。
ユージン・スミスが、第二次世界大戦の従軍取材で撮影した写真は、当時誰もが読んでいた雑誌LIFEを飾り、報道写真家として一世を風靡しました。最前線での撮影にこだわるあまり、沖縄戦で瀕死の重傷を負うほどでした。
その後も、私が幼い頃に心を痛めた水俣病の取材などで、写真史に金字塔を打ち立てた写真家です。
(中略)
ユージン・スミスの数ある名作写真の中でも、私が一番好きな作品は、この写真展のメインヴィジュアルにも使われた「楽園への歩み」です。有名な写真ですので、どこかで見たことがある人も多いでしょう。
最前線で地獄を見て負傷し、自宅のベッドで療養していたユージン・スミスが、幼い我が子を庭で撮った一枚です。みなさんは何を感じるでしょうか?
しかし、今回ご紹介したいのは、私もまったく知らなかったユージン・スミスの一面です。
ジャズの映画を探していて、たまたまamazonプライムビデオで「ジャズロフト」というドキュメンタリー映画に出会いました。その解説文に、ユージン・スミスの名前があったのです。
そして、この映画を見て、ユージン・スミスがますます好きになったのです。
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