「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、メールマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。
(毎週火曜日発行)
第483号 2023.10.17発行
『パレスチナよりウクライナだ』
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…まさかここに来て、ハマスがガザ地区からイスラエルへ越境攻撃し、イスラエル史上最大規模の戦争状態になろうとは思ってもいなかった。
朝日新聞社説は11日、ハマスのテロ行為を非難しつつ、パレスチナ人を追い込んできたイスラエル側も批判している。
産経新聞社説は同じく11日、イスラエル側の責任について触れながらも、あくまでも「テロは絶対悪」とする単純脳でハマスだけを非難している。
一方、この事態にどう対応すべきかという点に関しては、朝日も産経もほとんど意見は同じで、どちらも、国際社会の働きかけで戦争を止めなければならないという論調だ。
だが、わしの意見は朝日とも産経とも違う。
一見、冷淡と思われるかもしれないが、これがパレスチナとイスラエルのどうしようもない真実である!!
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…共同通信が行った最新の世論調査によれば、岸田内閣の支持率は32%で、発足以来最低を記録したらしい。
そんななか、アンチ自民党の集結する日本保守党は、意気揚々。
ネット募集で4.5万人を超える「日本を愛する」党員が集まり、まもなく結党記念パーティーが開催されるようだ。
月刊「Hanada」11月号でも「私たちは、日本保守党を応援します!」という特集が組まれ、自称保守界隈の著名人たちが党への期待を寄稿している。
しかし、そんな日本保守党お祭りムードの「Hanada」で、ひとり気を吐く人物がいた。
文芸評論家の小川榮太郎だ。
百田尚樹VS小川榮太郎が勃発、その理由とは??
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…若い世代の保守論客が現れない原因は何?海外進出とグローバリズムの明確な違いとは?東アジアに欧米流・法治主義が根付くのは無理なのでは?法意識も常識もない劣化したマスコミに存在意義ってあるの?男子高校生が生理について学ぶために、生理用品をベタベタ触ったり、果ては実際に着けてみたり…こんな教育は必要?埼玉県の子供虐待禁止条例について、どう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第512回「パレスチナよりウクライナだ」
2. しゃべらせてクリ!・第439回「へごわっしゅ! メイドお父ちゃまがシュークリーム差し入れぶぁ~い!の巻【後編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第306回「自称保守派、分裂の様相」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記
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