☆セクシー心理学ＧＯＬＤ　第730曲～最強の呼吸は鼻呼吸！☆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　セクシー心理学ＧＯＬＤ　　　２０２２－１０－１８ 　第730曲 　　　　　　　　　　　　　　　最強の呼吸は鼻呼吸！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ゆうきゆうです！ みなさま元気でお過ごしでしょうか？ 今夜は、女医と青年の会話で、こんな話をお届けします。 ◆　最高の呼吸法！ 女医「ね、呼吸してる？」 青年「してますよ!?　してなかったら死んでますよね!?」 女医「じゃあ『最高の呼吸法』って知ってる？」 青年「さ、最高の呼吸法…？」 女医「えぇ。今回は、気持ちが前向きになって、あらゆることへの集中力が爆 発的に上がる、最高の呼吸法について教えるわね！」 青年「ど、どんな…!?」 ◆　鼻で呼吸すべし！ 女医「それこそが『鼻呼吸』よ」 青年「は、鼻呼吸？　そ、そんな今さら…。みんな鼻で呼吸してますよ…」 女医「そうかしら？　実際に、日本人の7割は口呼吸がメインだとされている」 青年「えっ…？」 女医「試しに周囲を見てみて。『口をポカンと開けている人』って多くない？ 　子供でも多いし、大人でも結構いる」 青年「は、はい…。まぁ…」 女医「その人たちは、ほぼみんな口呼吸がメインなの」 青年「そ、そうなんですね…」 女医「さらにこんなテストがある。今から『一円、ニ円、三円、四円、五円、 六円』って言ってみて？」 青年「六円まででいいんですか？」 女医「そう。これを見てるあなたも試してみてね？」 青年「い、行きます。一円、ニ円、三円、四円、五円、六円」 女医「そこでストップ」 青年「？」 女医「今、口の状態はどう？　開いてない？」 青年「あっ…！　た、たしかに…」 女医「ここで開いてる人は、普段の呼吸でも口を開け慣れてしまっている人。 すなわち口呼吸がメインの可能性が高いわ」 青年「うっ…！　で、でも、口呼吸だとダメなんですか？」 女医「大ダメよ」 青年「は!?」 ◆　口呼吸はなぜ悪い？ 女医「そもそも鼻は呼吸のために存在している」 青年「呼吸のために…」 女医「入り口にある『鼻毛』でウイルスや菌をからめとって、また『鼻の奥の 粘膜』でも同様にウイルスなどをストップさせる。そして粘液が分泌されるこ とで、余計なものを中に入れないわ」 青年「は、鼻毛にも意味があったんですね…」 女医「そう。だから、鼻毛を抜くのはススメない。伸びてきたら、せいぜい切 るにとどめなさい」 青年「は、はい…」 女医「くわえて、鼻の奥は空洞になっていて、湿気があるの。ここを経過しな いと、空気は肺に行かない。これもまた感染などの防御に役立っている」 青年「そ、そんなに…」 女医「すなわち色々な関門があって、ウイルスや菌による感染にたいして防御 をしているの」 青年「し、知りませんでした…」 女医「それが口はどう？　もう、まさに『素通し』！　ドアを開けっ放しの家 と一緒！　もういくらでも悪い人が入り放題よ！」 青年「そ、そうだったんですか…」 女医「よって鼻呼吸を中心としている人ほど、結果的にカゼなどにかかりづら くなる。でも、それだけじゃない」 青年「は!?」 女医「鼻の空洞の近くには、たくさんの血管が走ってるの」 青年「そ、それで…？」 女医「その血管は、脳への血流を支配している。ここで鼻呼吸によって冷たい 空気が入ってくると、その血管を冷やすことになる。結果的に、脳を冷やす作 用があるの」 青年「脳を冷やすといいことがあるんですか…？」 女医「激しくあるわ！　コンピュータを知ってる？　コンピュータの中心部こ とＣＰＵは、どんどん熱くなっていくの。だからこそ、『冷却ファン』などを 取り付けることで、必死に冷ましてる。これがついてないと、コンピュータは どんどん加熱して鈍くなっていくわ」 青年「れ、冷却ファン…。聞いたことがあります…」 女医「すなわち鼻は、人間の脳というＣＰＵにたいして、まさにその働きをし ているわけ。ここで口呼吸をしてしまうと、鼻でその働きが行われず、集中力 もどんどん落ちるし、気持ちだって落ちていくの」 青年「ええ…！」 女医「ほら実際、鼻水が詰まってくると、頭がボーッとしない？」 青年「た、たしかに…。口で呼吸できていれば問題ない、わけじゃないんです ね…」 女医「くわえて鼻は『におい』をかげる。においは脳を強く刺激するわ。口呼 吸が中心だとにおいもそんなにかげないから、脳への刺激が減っていく」 青年「な、なるほど…」 女医「色々な意味で、脳のためにも鼻呼吸は大切なの」