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◇◆GELマガ Vol.636◆◇
〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜
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1.日本代表の存在が近くなってきた
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/【コラム】
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14日の練習試合を取材する予定が崩れてしまった。鹿嶋に向かう途中で事故渋
滞に巻き込まれ結局3時間近く立ち往生。家を出て割とすぐだったため、渋滞か
ら抜け出したところで向かっても試合が終わっている時間だったので、やむな
く取材を取りやめ引き返した。レポートを楽しみにしていた読者の皆さまには
ご迷惑をおかけしてしまい申し訳なく思っています。
クラブ公式のYoutubeチャンネルに公開されたハイライトを見ると、ゴールラッ
シュとなったようだ。単純に質で上回っただけのゴールもあったが、いくつか
の得点はこれまで見られなかったような連続してパスがつながり相手守備を崩
した得点もあった。なかでも安西幸輝のクロスに広瀬陸斗が飛び込んだゴール
は圧巻だった。
相手のプレスをどうやってはがし、相手のビルドアップに対してはどうやって
プレスをかけていくのかの二つを、論理的に組み上げないと試合にならなくな
っている現代サッカーにおいて、チームの経験値が高まってきた印象は強い。
当然、この3週間で神戸を意識したトレーニングを積んでいたが、それはつまり
、強度の高いプレスをかけてくる相手に対し、どういう位置を取り、どう相手
を動かせば、リスクを抑えながら安定して前進できるかを習得することでもあ
る。神戸対策でもありつつ、今後もずっと極めていかなければならない課題で
もある。うまくいかないときもまだあるが、チーム全体として当たり前のよう
に意識できるようになった。
それは思わぬ副次的な効果ももたらした気がする。実は、このところの日本代
表の試合がとても面白いのだ。
少し前までは全く逆だった。しばらく鹿島出身の選手が誰も選ばれなくなって
いたこともあり、日本代表から興味が薄れていたからだ、と思っていた。しか
し、面白く感じるようになったのは、上田綺世と町田浩樹が現在の代表チーム
に招集されているからではないことに気がついた。
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