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萩生田光一議員と統一教会(上)/有田芳生の「酔醒漫録」第42号

有田芳生の「酔醒漫録」
▼ 第42号 2023/10/20 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有田芳生の「酔醒漫録」 *毎週金曜日発行* ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・「評言独語」──萩生田光一議員と統一教会(上) 2・「酔醒漫録」──10月13日〜10月19日 (小沢信男『捨身なひと』、半藤一利『墨子よみがえる』、研ナオココンサートなど) ★発売中の有田芳生著書★ ・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売) http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html ・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・「評言独語」──萩生田光一議員と統一教会(上) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼統一教会=家庭連合に解散命令請求が出されたことに対して萩生田光一・自民党政調会長は『朝日新聞』(10月13日付け)の質問にこう答えた。〈党のガバナンスコードに従い、当該宗教法人と関係を断ち、適切な政治活動を心がけている〉。この自民党が用意したコメントを他の議員と同じように「コピペ」したうえで、さらに友好団体と接点があったことを認め、〈国会議員として影響を及ぼす可能性がある点に思いが至らなかった〉〈質問状や会見で真摯に答えてきた〉と回答した。そうだろうか。「真摯に答えて」いないこともふくめ、政治家と統一教会との関係の一典型(俗っぽく表現すれば「ズブズブのつきあい」)として詳しく検証する。まずは公式のコメントから見ていこう。

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  • 有田芳生の「酔醒漫録」
  • 2000年からブログに日記を書いてきました。思いは「私家版現代史の記録」です。「日記は書いておかないと不安なんだよ。忘れてしまうと消えてしまうから、自分が生きていて、あのころはどうだったというのを忘れるのが不安なんだよ」(渡辺京二『幻のえにし』)。同感です。私が綴るのは、メディアを中心に仕事をする一個人の眼から見た世界と日本です。「酔醒」は、酔ったり醒めたりという意味で、中国の「梁書」に記述されています。「漫録」は随筆の意味です。人生は、酒を飲まずとも「酔ったり醒めたり」の繰り返し。同時代に生きる皆さんにリアルな情報を提供、共有し、しなやかで強靭な精神をお互いに涵養していきたく思います。
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  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(年末年始を除く)