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No.255 シャツについて少々 その1

ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術
 皆様今日は。朝晩の冷え込み、ようやく秋らしくなってきましたね。その一方でまた心配なことが。勿論、中東情勢です。  中東という言い方は英語のMiddle East,Mid Eastからだと言われております。  つまりThe East東洋への中間地点であるという、あまり重要性が感じられない言い方でして、実際には19世紀末に中東地域において莫大な石油の埋蔵量がほぼ確認され、 さらに重要なことは先発のオランダ、最盛期の大英帝国、フランス、遅れてドイツと欧州列強はアジアを切り刻んで植民地化を進め、その中心であったのがインドと清国であったのでした。  欧州の植民地政策の最大のポイントとは、原料を植民地からとことん安く仕入れ、自国内の工場において大量に製品化し、それらを植民地に大量輸出して高額で売りさばくというヤクザな行為をしていたのでした(苦笑)。

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  • ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術
  • 皆様初めまして、ケン青木です。ニューヨークで紳士服の仕事を始めて26年。世界に通じる紳士服について御一緒に勉強を深めて行きましょう。着物に決まり事が沢山あります様に、西洋の伝統的紳士服にも決まり事はあり、それらを正しく知る、即ち彼らの価値観を正しく理解することなのです。多くはビジネスの相手、他者へ敬意を表すものです。20代半ばを過ぎましたら、自分ではなく他人のため、礼節として御自身の身支度を整えることに是非御心掛けいただければ、と。そのための重要ポイントについて、ファッション・流行とは別の角度からお話して参ります。
  • 586円 / 月(税込)
  • 毎月 1日・11日・21日