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国際戦略コラム有料版p0790.イスラエルの苦悩

国際戦略コラム有料版
******************************  国際戦略コラム NO.p0790       ??? http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???           2023.10.23       ??? ******************************           イスラエルの苦悩 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 国際世論が、ガザの病院への空爆という事態で、イスラエルに不利 な状況になってきた。この現状と今後の検討をしよう。津田より 0.米国と世界の状況 ------------------------------ NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、 2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、2022年10月10日は 29,202ドルで安値となり、2023年10月13日は33,670ドルで、16日は 314ドル高の33,984ドル、17日は13ドル高の33,997ドル、18日は332 ドル安の33,665ドル、19日は250ドル安の33,414ドル、20日は286ド ル安の33,127ドル。 先週、株価は500ドルほど下落した。10年国債金利が一段と上昇し、 16年ぶりに5%を突破し、ドル円も149円後半まで下げた。 米国債を大量に売っているのは、中国であろう。北京は過去10年間 で5,020億ドルの国債を売却してきたが、中国の売却ペースは最近加 速している。 中国は人民元の下落を阻止するために為替介入をしていて、この資 金が必要であることと、ドル基軸通貨崩壊後、人民元を基軸通貨に するために、金を買い、ここでも資金が必要であり、米国債を売り 資金を得ている。 もう1つが、米金融機関が国債暴落で投げ売りしている可能性もあ る。その上に米政府が米国債を大量発行している。この半年で、累 積債務が31兆ドルから33.7兆ドルに増加している。2.7兆ドルの増加 であり、この入札が不調である。日本円で405兆円も借りましたこと になるが、いかにも大きい。 長期米国債の金利上昇で、米投資家や金利がない日本の投資家が短 期の米国債を積極的に買っている。このため、株から資金が流出し ているために、株価も下落している。その状況の上にイスラエルと ハマスの戦闘が起き、中東情勢が危ういことになっている。 その状況でも、米下院は、空席となっている議長選出のための3回 目の投票を行ったが、共和、民主いずれの候補も当選要件である出 席議員の過半数を獲得できず、下院多数派の共和は、ジョーダン候 補の指名取り下げを決定した。議会空転が17日にわたる。まだ先が 長い。 中東戦争直前で、福音派は喜んでいる。イスラエルが中東で負ける とユダヤ人は、キリスト教に入信して、神の国になり平和が訪れる

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