米国の長期金利高は日本にも波及
米国の長期金利が上昇の勢いを強めています。19日のニューヨーク市場では10年国債利回りがついに5%台をつけました。2007年7月以来の水準です。5%乗せのきっかけになったのはパウエルFRB議長が追加利上げの可能性を示唆したことですが、その前から上昇の勢いが強まっていました。
実際、現在の米国の金利環境をみると、以下に見るように、まだ上昇が続きそうな材料が山積しています。もっともイラクで米軍が駐留する基地がロケット弾などで攻撃を受けたため、20日には安全資産としての米国債が買われましたが、10年国債利回りが5%で止まる保証はなく、この先まだ上昇を続ける可能性が高いとみられます。これは日本の長期金利、日銀の政策にも影響します。
「景気の減速が確認できなければ利上げも」
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